スポニチ

写真拡大

 お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之(46)が、YouTubeチャンネル「BSノブロック〜新橋ヘロヘロ団〜」に出演。養成所時代に組んでいたトリオについて語った。

 板倉はNSC在学中、現在は「ロバート」として活動している秋山竜次、馬場裕之と、お笑いトリオ「ゼナイル」を結成し、ツッコミを担当。「ネプチューンさんがそのとき凄かったりするから、トリオってありなんじゃないかと思って“俺入れてみない?”みたいな感じで。完全に友達の延長」だったという。

 当時は「竜次は変わらないから、おっさんキャラとか1発目から面白くて、馬場がニコニコしながら全然ツッコまない」といったスタイルだったようで、面白いと評判に。デビュー前にもかかわらず、銀座7丁目劇場のステージを踏むこともあったそう。

 しかし「(講師から)ダメ出し喰らうのはずっと俺で。“ツッコミがな…”って。ムカついて“ボケバージョン見せてやるよ、お前に!”と思って辞めた」と脱退を決意。秋山と馬場には「めちゃめちゃ謝りましたよ。“ごめん、ちょっとキレちゃったわ”って」と、謝罪したことを明かした。

 その後、山本博を加えたロバートは人気トリオに成長。一方で、堤下敦とインパルスを結成した板倉は「(それまでは)8〜9組しか出られないライブとか、そういうの100%出れてたんですよ。初めてそういうの出られなくなって、客席から観てて、腹立って情けなくなって」と話した。

 そして、ロバートやキングコングなど、人気芸人とフジテレビ「新しい波8」に出演することになったインパルス。苦汁をなめつつも、どうにかロバートらと肩を並べ「はねるのトびら」のレギュラーメンバーをつかみとった。板倉は「竜次と(トリオを)辞めてから、ユニットとかの番組一緒にやれたらいいよねって話をしてたんですよ。“これすげえよな”“竜次すげえよ!”って2人で。そこで一個夢かなっちゃった」と語った。

 ようやくブレークの兆しが見えたかと思いきや、「はねトビ」で待っていたのは苦難の道。番組では冷遇され「自分の番組って思うと結構ストレスになる」とも。2011年、ロバートが第4回キングオブコントで優勝を飾ったが、忙しい中インパルスもネタ作りにまい進し「エンタの神様」「オンエアバトル」などの番組に出演し続けたことを振り返っていた。