TBK<7277.T>がしっかり。前週末18日の取引終了後、タイの子会社の新工場において、アルミ重力鋳造(GDC)製品の量産を開始したと発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。同社グループとして初のGDC製品となるターボチャージャー用コンプレッサーハウジングは、年産50万台超の規模でスタートし、今後生産数が増加する見通し。新工場では注湯やバリ取り工程、設備監視を自動化・ロボット化することで、品質の安定化などを実現しているという。GDCはアルミダイカスト溶解炉(ADC)よりも複雑な製品を生産できるといった利点がある。

出所:MINKABU PRESS