CoeFontと青二プロダクション、パートナーシップ締結で声優の音声データをAIで多言語化して海外にて展開

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 CoeFontは10月7日に、青二プロダクションとAI音声技術を活用したグローバル戦略を展開するための、パートナーシップを締結したことを発表した。

●AIを活用してグローバルに声の可能性と価値を最大化



 今回のパートナーシップ締結にともない、青二プロダクションに所属する声優たちの音声データを、CoeFontのAI音声技術を用いて英語や中国語をはじめとした多言語化を行うとともに、多言語化対応をしたAI音声をおもに音声アシスタント(Amazon Alexa、Google アシスタントなど)、ロボット・音声ナビゲーション搭載製品(Pepperや医療機器)などへ提供していく。

 ただし、声優の「演技」の領域に関わるアニメーションや外国語映画の吹き替えなどへのサービス提供は行わず、声の「演技」領域を除いた英語や中国語をはじめとした多言語のAI音声を作成することによって、AI音声技術と声優の活躍領域の棲み分けを行う。

 第1弾では、青二プロダクションに所属する10名の声優が参画し、日本語で収録した音声データを英語をはじめとする多言語のAI音声に変換しての提供を予定している。参画声優は後日に順次公開される。

 この取り組みを通じて、これまでは難しかった日本の声優による多言語を用いた海外市場の取り込みをAIの活用によって可能にし、よりグローバルに声の可能性と価値の最大化を目指す。