Photo: Andrew Liszewski / Gizmodo US

ソニーのヘッドホンとイヤホンがますます便利に!

ソニーが、ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM5」 (version 2.3.1)と、ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」(version 4.0.2)、「LinkBuds S」(version 4.2.1)に対して、新たなファームウェアアップデートをリリース。これにより、Google(グーグル)の「Find My Device」機能と、「Auto Switch」機能、イヤホンは「Fast Pair」機能が利用できるようになります。

「Find My Device」では、イヤホンやヘッドホンがどっか行っちゃったときに簡単に位置を特定できるようになりました。

Apple(アップル)のAirPodsには、すでに「探す」機能があって、AirPods Pro 2やAirPods 4のケースにスピーカーがあって音を鳴らせるようになっていますね。ですのでGoogleが、イヤホン業界でも定評があり根強い人気のソニーのデバイスに対して機能拡大しようとするのは既定路線とも思えます。これで、ソファのクッションの間にイヤホンを落としても簡単に探せるようになりますね。

再生デバイスをシームレスに切り替えられる「Auto Switch」

「Auto Switch」は、異なるデバイス間での再生をシームレスに切り替えることができる機能です。今回の3つのデバイス(最近発売したLinkBudsシリーズ、LinkBuds Open、LinkBuds Fitワイヤレスイヤホン、LinkBudsポータブルスピーカーも含む)に搭載されます。

この機能は、ソニーのヘッドホンで音楽を聴いているときにヘッドホンをオフにしたとしたら、次に音楽は自動的にAuto Swicth対応のスピーカーに転送されます。そして再びヘッドホンを装着したら、再びヘッドホンで音楽の続きが再生されます。

Sonosの初のヘッドホン「Sonos Ace」と、サウンドバーの「Sonos Arc」にあるオーディオスワップ機能と同じ感じですかね。

また、「WF-1000XM5」は、この3つのデバイスのなかで唯一、Bluetooth LE AudioのFast Pair機能を搭載するデバイスです。最新世代のBluetoothの「Auracast」が導入されていて、Androidユーザーはソニーのイヤホンとスマホを近づけると、ポップアップが表示されます。iPhoneとAirPodsのUXと似ていますね。

ソニーの連携アプリもリニューアル

ソニーは、連携アプリの名称「Headphones Connect」から「Sound Connect」に変更し、アプリのアイコンのデザインも完全にリニューアルしました。9to5Google によれば、アプリのアップデートポイントは3点。

まず、「My Device」タブに設定とショートカットオプションが追加され、よく使う機能に素早くアクセスできるように。次に、「Discover」タブで、デバイスの利用データに基づいて、有効にすべき機能を通知するようになりました。そして最後に、これまでは専用アプリだった「Auto Play」機能が、今回「Sound Connect」アプリに統合されました。

Android&ソニーのイヤホンユーザーにとってうれしい話題でしたね。

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