宮崎空港

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 2日午前8時頃、宮崎市の宮崎空港で、滑走路につながる誘導路の一部が陥没しているのが見つかった。

 国土交通省宮崎空港事務所によると、この影響で同空港では全便の発着を見合わせており、滑走路は終日閉鎖される見通し。

 市消防局によると、同午前8時10分頃、同事務所から「空港敷地内で爆発のようなものが発生し、詳細を確認中」と連絡があり、同20分頃には「現場で火薬のようなにおいがする」との連絡もあった。

 その後、同事務所の調査で、長さ約7メートル、幅約4メートル、深さ約1メートルの穴が確認された。陥没した原因は調査中という。宮崎県警によると、けが人の情報はない。

 同空港は全長2500メートルの滑走路を有し、東京、大阪、福岡などと宮崎を結ぶ航空便が発着。県によると、同空港は1943年に旧海軍飛行基地として建設された後、旅客用の空港となった。これまでに敷地内で不発弾が見つかったことがある。