敵地ロッキーズ戦で54号3ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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これで3安打、57盗塁で2001年イチロー超えも達成

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。飛距離436フィート(約133メートル)の豪快な今季54号3ランをかっ飛ばした。2回にはタイムリーを放ち、その後に二盗に成功してシーズン57盗塁。2001年にマリナーズ時代のイチローが記録していた56盗塁を上回り、日本人最多記録としている。今季130打点に乗せ、米記者は「この世のものじゃない」と衝撃を受けていた。

 大谷が止まらない。2安打を放って迎えた6回無死二、三塁の第4打席だ。右腕モリーナのチェンジアップを捉え、打球は右翼席へ。打った瞬間にそれとわかる54号3ラン。飛距離436フィートの打球で、同僚たちも開いた口がふさがらなかった。

 X上でも米記者たちが呆気に取られていた。米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「ショウヘイ・オオタニはこの世のものじゃない。54本塁打に57盗塁。今回は文句なしのムーンショットだった」と投稿。米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番マイク・ディジョバンナ記者も「ショウヘイ・オオタニ、3ラン爆弾を打ち込み、これで54本塁打、57盗塁……」とつづった。

 大谷は2回に二盗に成功しており、イチローの日本人記録を上回る57盗塁もマーク。ここ最近は得点圏で13打数12安打、5本塁打、19打点と驚異的な成績を残している。

(THE ANSWER編集部)