国民・榛葉幹事長 泉健太氏の悲哀投稿に「グッときた。進次郎よりもポエムうまい」熱烈エール「オレだったら支える」
国民民主党の榛葉(しんば)賀津也幹事長(57)が25日、国会内での定例会見で、立憲民主党の泉健太前代表(50)が代表選に敗れた直後、X(旧ツイッター)に夜空の画像とともに「眠れない。」とひと言だけ添え、悲哀のこもった投稿をしたことに触れ「なかなか詩人だったね。泉健太は。アレはグッときたよ。小泉進次郎さんよりもポエムはうまいかもしれないね」と評した。
泉氏は、24日にXで「SP警護は昨日、終了。党代表車は今日、終了。今夜は運転手さんの慰労会。明日からは東京メトロ通勤。」「この3年間、警護のSPから『車の扉は開けないように。安全確認後にSPが開けます』と徹底されていたため、今日は、何度も扉が開くのを待ってしまうことに。」と、状況が激変したことを伝えた。
榛葉氏は「泉さん頑張ったよね。今だから言うけど、いろんな話を泉さんとしてきました。一緒に酒を飲んだこともあるし、きのう(24日)もじっくり泉さんと話をさせていただいて、やっぱり万感胸に迫るものがありましたよ」と明かした。
さらに「泉健太さんがいらっしゃらなかったら、静岡県知事選は勝てなかった。(衆院)補選3連勝して、蓮舫さんの東京都知事選は、泉健太さんは外されてたわけだからね。負けたらなんか急に、立憲の代表にも責任があるような雰囲気になったわけだけど、あの責任は泉さんには全くないよ。東京都連…〝立憲共産党〟でガッチリやったんだから」と擁護する。
榛葉氏は「運も実力のうち。党内でなかなか大変だったけれど、自民党の支持率がどんどん落っこっていって、オウンゴールしていって、結果立憲民主党に期待が集まっていった」と、功績を強調した。
泉氏が2023年5月、次期衆院選で150議席獲得できなければ代表を辞任すると明言したことに触れ「最初、みんな鼻で笑ってたけど。耐えてたよね。チャンスが突然転がり込んできた。私だったら支えるね、泉さん。ところが大先輩がお二人出られて、泉さんを降ろしたわけだから。私はねぎらいしかないよ」と語った。
榛葉氏は「私より若いしね。人がいいよ。また必ずチャンスがあると思うし、ああいう方だったらいろんな意味で、個人的にも連携していきたい。しっかり頑張ってほしい」とエールを送った。
(よろず~ニュース・杉田 康人)