ディアライフ、今期経常を一転26%減益に下方修正、配当は1円増額

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 ディア・ライフ <3245> [東証P] が9月20日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年9月期の連結経常利益を従来予想の75億円→46億円(前期は61.8億円)に38.6%下方修正し、一転して25.5%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の71.6億円→42.6億円(前年同期は50.7億円)に40.5%減額し、一転して16.0%減益計算になる。

 同時に、期末一括配当を従来計画の46円→47円(前期は41円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社は2022年11月14日に公表した中期経営計画「突破 2025」に掲げた経常利益目標100億円の達成に向けて、東京圏を中心に都市型レジデンス開発用地や収益不動産の仕入を加速し、また投資案件の大型化を推進いたしました。一方で、2023年11月14日に公表した経常利益75億円という当期の業績目標も達成するべく、多様なネットワークを活用し売却活動も展開いたしましたが、大型物件を含む複数の案件について、売却時期が当期末を超えることとなりました。これにより、2023年11月14日に公表した2024年9月期の連結業績目標を修正するものであります。

 当社では、配当による利益還元につきましては、連結ベースの配当性向40%を目標に、各事業年度の経営成績を勘案しながら検討することを基本方針としてまいりましたが、当期より、この方針と併せて、株主資本配当率(DOE)も考慮することといたしました。加えて、当社は本年11月1日をもちまして創立20周年を迎えます。これもひとえに、当社グループの株主の皆様、お取引先様をはじめとして、これまでお力添えをいただいた多くの皆様のご支援の賜物と心から感謝申し上げます。つきましては、株主の皆様の日ごろのご支援に感謝の意を表するとともに、当社の創業20周年を記念いたしまして、当期の期末配当予想額を47円に修正するものであります。