ソフトバンクの連敗阻止した先発・松本晴 3カ月のリハビリ生活で触れた「宮本武蔵の勝つための極意」
◇パ・リーグ ソフトバンク3−1西武（2024年9月8日 みずほペイペイD）
【記者フリートーク】ソフトバンク・松本晴は3月に右太腿の肉離れで離脱し、約3カ月のリハビリ生活を余儀なくされた。その期間はとことん野球のことを考えた。投球フォームを見つめ直し球速アップにつなげた。また、メンタル面の強化をテーマに本を読みあさった。剣術家・宮本武蔵の著書で勝つための極意に触れ、刺激を受けた。
休日を利用し“聖地”を訪ねた。武蔵が兵法書「五輪書」を記したことで有名な熊本市内の洞窟「霊巌洞（れいがんどう）」に足を運んだ。「人も全然いなかった。凄くスピリチュアルな雰囲気の場所でした」
8月18日のロッテ戦でプロ初勝利を挙げ、この日2勝目。「勝ち運をもらいました」。心身ともに大きな成長を遂げた左腕が頼もしい存在となっている。（ソフトバンク担当・木下 大一）
