座ったままでOK!忙しい女性のためのお手軽エクササイズ

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 リモートワークやデスクワークが続くと、気づけば何時間も座りっぱなし……なんてこともありますよね。座ったままの状態が長時間続くと、下半身太りにつながる可能性があります。本記事は「今まで履いていたズボンが履きづらい」「脚がむくみやすい」と感じる人にはとくにおすすめの記事です。座ったまま簡単にできるエクササイズをご紹介するので、スキマ時間に実践してみましょう。

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1.座りっぱなしは下半身太りの原因に

長時間座った状態が続くと下半身の筋肉が使われないため、筋力が低下して、代謝が下がったり血行が悪くなったりする可能性があります。これが、脂肪蓄積やむくみの原因になり、結果として下半身太りにつながるのです。そのため、仕事などで座っている時間が多い人は「1時間に1回は少し歩く」「こまめにストレッチをする」など、意識的にからだを動かすようにしましょう。

2.座ったままできるエクササイズ

今回はイスに座ったままできるエクササイズを3つご紹介します。

2-1.ふくらはぎのエクササイズ

(1) イスに浅く腰掛けて、背筋を伸ばす。
(2) かかとを上げる。
(3) かかとをおろしてつま先を上げる。
(4) (2)(3)を10回ずつ繰り返す。

2-2.太もものエクササイズ

(1) イスに浅く腰掛けて背筋を伸ばす。
(2) ひざ同士をくっつけて内ももに力を入れる。
(クッションや本をひざの間に挟むと内ももに力を入れやすくなります。)
(3) 余裕があれば、床から足を浮かせて10秒キープ。

2-3.お尻と股関節のエクササイズ

(1) イスに浅く腰掛けて、脚を4の字に組む。
(2) 背筋を伸ばしたまま、脚の付け根から折り曲げるようなイメージで上半身を前に倒す。
(3) 10秒キープし、脚を入れ替えて反対も行う。

3.下半身太りには漢方薬もおすすめ(情報提供:あんしん漢方)

下半身痩せには、エクササイズにくわえて漢方薬の使用もおすすめです。漢方薬は、「脂肪太り」「水太り」「ストレス太り」などの症状に効果が認められています。からだの根本にアプローチするので、太りにくく、痩せやすい体質を目指せるのが大きなメリットです。

下半身太り解消には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
・脂肪の燃焼を促す
・脂肪の吸収を抑制する
・血流をよくして基礎代謝を上げる
・水分の循環をよくして老廃物を排出する

<下半身太り解消におすすめの漢方薬>

・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
いわゆる水太りタイプの人に処方される漢方薬です。
色白で代謝が悪く、上半身は汗をかきやすいのに、下半身はむくみやすいという人に向いています。余分な水分排泄を促進し、むくみを改善します。(※1)

・大柴胡湯(だいさいことう)
体内の余分な熱を発散させ、肝の働きをよくすることで脂質代謝に働きかける漢方薬です。ストレスで食べ過ぎてしまう人やダイエット中にイライラしてしまう人に向いています。(※2)

最近はスマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような、オンライン個別相談サービスがあります。あんしん漢方はAI(人工知能)を活用し、漢方のプロが漢方を見極めて、自宅にお手頃価格で郵送してくれますよ。


●あんしん漢方

4.下半身太りの予防・解消のために

下半身太りの予防・解消には、日頃からからだをこまめに動かすことが大切です。まずは、無理のない範囲で続けられることから始めてみましょう。

参考サイト
(※1)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ防已黄耆湯エキス顆粒(医療用)」
(※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ大柴胡湯エキス顆粒(医療用)」

[文:あんしん漢方]

ヨガインストラクター・ライター 高橋かなこ

2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。