大谷翔平、前日の活躍から“小休止”チームで唯一ノーヒットに 8回あわやの大飛球を放つも5打数無安打に終わる

写真拡大 (全2枚)

大谷は8回にあわやの大飛球を放つもこの日はノーヒットに終わった(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月29日(日本時間30日)、本拠地でのオリオールズ戦に「1番DH」で先発出場し、5打数無安打に終わった。チームは6‐3で勝利している。

【動画】先頭打者弾!大谷翔平が右翼席へ42号本塁打を放つシーン

 相手先発は新人左腕のケイド・ポビッチで、ここまで10試合に登板して1勝6敗、防御率6.10の成績。大谷とは初対戦だった。初回の第1打席は中堅へ打球速度104.6マイル(約168.3キロ)の強烈な打球を飛ばしたが、中直に倒れた。2回二死一塁の第2打席は見逃し三振に仕留められ、3‐0で迎えた4回無死二塁の第3打席は中飛に倒れた。

 6回の第4打席も左腕のグレゴリー・ソトの前に高々と打ち上げる中飛に終わり、8回無死一塁の第5打席は右腕のマット・ボウマンの前に逆方向への大飛球だったが左飛に仕留められた。

 前日の同戦では初回に42号本塁打を放った。今季4度目で通算10度目となる先頭打者アーチでいきなりスタンドを湧かせると、3回には右前打でマルチ安打を記録し、さらに三盗を決めて41盗塁。5回にも二盗を決めて今季42盗塁となり、史上2人目となる「42‐42」を達成している。

 前日の活躍から一転してスタメンで大谷のみがノーヒットに終わったが、チームはオリオールズとの3連戦勝ち越しを決めた。

 また、亀裂骨折が判明しているフレディ・フリーマンはこの日も欠場。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』のYouTube動画によると、デーブ・ロバーツ監督は「今日は良くなっている。指がまだ折れていると言っていたので、状況は変わっていないが、明日はプレーするだろう」と説明しており、明日のDバックス戦から先発復帰する見込みだ。

 同地区ライバルのDバックスとパドレスがともに敗れたために、2位のDバックスとは4ゲーム差、パドレスとは5ゲーム差に開いた。明日からの首位攻防4連戦でさらに突き放したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]