レンコン推し!道の駅「立田ふれあいの里」で出会った不思議なスイーツ
CBCの西村俊仁アナウンサーがおすすめの道の駅を紹介する、CBCラジオ『ドラ魂キング』のコーナー「趣味コレ」。8月は暑い夏にぴったりのひんやりスイーツを特集しています。8月23日の放送で西村アナが紹介したのは、愛知県愛西市の道の駅「立田ふれあいの里」。どんなひんやりスイーツと出会えるのでしょうか?
「立田ふれあいの里」とは?
愛知県愛西市森川町にある「立田ふれあいの里」は、地域住民の交流や憩いの場として、また地元農産物の販売や情報発信の場として、2005年に尾張地方で初めてオープンした道の駅です。
リニューアル後には大きな都市公園や遊具広場が作られたり、蓮の花がより一層見やすいよう整備されたりと、大規模グランドオープンの予定。
一段と魅力的な道の駅になりそうですね。
蓮が咲き誇る道の駅ならではのスイーツ
そんな「立田ふれあいの里」で楽しむことができるひんやりスイーツは、なんとレンコンソフト。
「レンコンときましたか!すごいな!」
予想外のスイーツの登場に、驚きを隠せない様子のパーソナリティの安藤渚七。
そう、愛西市の特産品はレンコンなのです。立派な蓮の花が咲き誇る場所であることからも想像には難くないですが、その年間生産量はなんと3800トン以上で、全国でもかなり有数の産地となっています。
食堂にはレンコンうどん、レンコンラーメンとレンコングルメが目白押し。パン屋さんへ行けばレンコンを使った総菜パンやおやき、更にはレンコンあんパンなんて一風変わった商品も販売されています。
そんな魅惑の産直コーナーの隣には、地元の方々が考案したレンコンを使ったお惣菜やおやつなどの軽食を販売している、実演厨房「はす工房」があります。
ここにはレンコンチップやレンコンコロッケ、レンコンライスバーガーなど、地域の特産品の魅力がギュッと詰まったメニューが数多くあります。
そんな中でもひときわ目を引く「濃厚レンコンソフト」。
「どういうこと!?レンコン?ソフト?ちょっとびっくりしますけど…」
レンコン×ソフトクリームというあまり馴染みのない組み合わせに、戸惑いつつも興味津々な様子の安藤。
インパクト大な見た目にびっくり!
実際に食べたレンコンソフトの写真を安藤に見せる西村。
西村「こんなものが出てきました!」
安藤「あ、ちょっと思ってたのと違う!」
写真に写っていたのは、レンコンチップが乗ったソフトクリーム。特筆すべきはそのレンコンチップの大きさで、なんとソフトクリーム本体よりも大きいのです。
手のひらの半分の大きさもあるのではないかと思われる程の、直径10センチを超えるレンコンチップがどーん!と刺さっている、なんともインパクト大なソフトクリーム。
そしてその大きなレンコンチップでソフトクリームをすくって食べるのがおすすめの食べ方なのだそうで、レンコンソフト自体の美味しさとレンコンのパリッとした触感の楽しさを同時に味わうことができる、一度で二度おいしいというスイーツです。
気になるお味は…
ソフトクリーム自体の見た目は真っ白で、普通のバニラソフト。
「はす工房」の従業員によると、レンコンソフトはバニラソフトの上に、レンコンパウダーを振りかけて作っているとのこと
このバニラソフトはこだわりにこだわり抜き、とにかく濃厚なものを厳選しているとのことで、「濃厚さで他のお店に負けたことはない」との自信があるそう。
上からかけられたレンコンパウダーはバニラソフトの味や香りを邪魔しないものなので、振りかけたところでソフトクリーム自体の味は変わらないのだそうです。
さらに驚きの事実が。実はレンコンチップには限られた品種しか使用されていないのです。
品種によって、レンコンチップを作るのに適したものとそうでないものがあるそうで、「はす工房」で使用されているのはロータスという品種。
揚げた時に形が崩れたり割れたりしないということで、インパクトのある大きなレンコンチップを作るのに向いているのです。
そのロータスが入荷しない時期にはレンコンソフトは販売しないというこだわりぶり。レンコンソフト自体はほぼ通年で販売はしているものの、運が悪いと買えないこともあるのだとか。
地元の方々のレンコン愛が詰まった自信作、ぜひ食べてみたいですね。
見た面も味も、そして触感も楽しむことができる、なんとも不思議な魅力あふれるレンコンソフト。
道の駅はリニューアル工事中の現在、通常時と比べると少し空いているようです。
この機会に道の駅「立田ふれあいの里」に出向き、レパートリー豊富なレンコングルメを堪能してみるのも良いのではないでしょうか。
(吉村)