JRT四国放送

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2024年元日の能登半島地震の教訓を踏まえ、巨大地震が発生した際に住民主体による避難所の運営体制を早く確立し、避難者が快適に過ごせる避難所運営ができるよう、資器材の扱い方や心構えなどを学ぶ訓練が、8月23日に徳島県北島町で行われました。

訓練には、各市町村の職員や徳島県内の自主防災組織のリーダーら約60人が参加しました。

最初に行われた実動訓練では、防災の専門家らから、避難時に使用する間仕切り段ボールや段ボールベッドなど、備蓄されている資器材の取り扱い方や組み立て方などを学びました。

「こんな感じです、寝心地じゃいかがでしょうか?」

「まあまあ。コンクリートよりはずっとまし」

この後、避難所を開設して運営を行う際の基本的な業務や役割、心構えなどを学びました。

参加者は万が一に備え、真剣に訓練に取り組んでいました。