大手データサイトがパリ五輪男子第1節のベストイレブン発表! 日本からは三戸舜介ら最多3名選出

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 データサイト『Sofascore』は26日、パリオリンピック2024(パリ五輪)のグループステージ第1節におけるベストイレブンを発表。U−23日本代表からはMF三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)、FW斉藤光毅(ロンメル/ベルギー)、FW藤尾翔太(FC町田ゼルビア)の3名が選ばれた。

 パリ五輪の男子サッカー競技は、現地時間24日にグループAからDまでの全8試合が開催された。グループDに入ったU−23日本代表は、南米予選(CONMEBOLプレオリンピックトーナメント)で優勝したU−23パラグアイ代表と対戦。19分にDF大畑歩夢(浦和レッズ)の折り返しから三戸が先制ゴールを奪うと、23分にはMFウィデル・ビエラ(セロ・ポルテーニョ)がFW平河悠(ブリストル/イングランド)に対するファウルでレッドカードを受け、U−23日本代表は数的優位に立つ。63分には斉藤の蹴ったクロスボールから三戸がヘディングシュートで追加点を奪うと、69分にはまたも斉藤のアシストからMF山本理仁(シント・トロイデン/ベルギー)が左足でゴール。終盤に差し掛かった81分、途中出場の藤尾がセットプレーからヘッドでダメ押し弾を決めると、その藤尾は87分にもカウンターから自身2点目をマーク。試合は5−0でタイムアップを迎え、U−23日本代表はパリ五輪白星スタートを切っていた。

『Sofascore』は独自のデータを基に選手の採点をしており、そのなかでも高評価を受けた選手たちで構成されたベストイレブンを発表。会心の勝利を飾ったU−23日本代表からは、2ゴールを挙げた三戸と藤尾、2アシストを記録した斉藤が選出された。なお、斉藤と三戸には「8.5」、藤尾には「8.6」という点数がつけられているが、これは全体で見ても1位と2位タイの数字。つまり、ベストイレブンに選ばれた11名のうち、高得点の上位3名をU−23日本代表の選手たちが独占したこととなる。

 なお、U−23アメリカ代表を3−0で破った開催国のU−23フランス代表からは、MFミカエル・オリーズ(バイエルン/ドイツ)とDFロイク・バデ(セビージャ/スペイン)の2名がベストイレブンに選出。U−23アルゼンチン代表相手に2ゴールを奪ったU−23モロッコ代表FWスフィアン・ラヒミ(アル・アイン/UAE)も、ベストイレブンに選ばれている。

 今回、『Sofascore』が発表したパリ五輪のグループステージ第1節におけるベストイレブンは下記のとおり。

■パリ五輪・グループステージ第1節 ベストイレブン


※()内は代表チーム/所属クラブ/『Sofascore』の採点
▼GK
アレックス・ポウルセン(ニュージーランド/ボーンマス/8.2)
▼DF
マルク・プビル(スペイン/アルメリア/7.9)
ロイク・バデ(フランス/セビージャ/8.0)※オーバーエイジ
オマル・ファイド(エジプト/フェネルバフチェ/7.8)
カリム・エル・デベス(エジプト/アル・アハリ・カイロ/8.0)
▼MF
藤尾翔太(日本/FC町田ゼルビア/8.6)
ミカエル・オリーズ(フランス/バイエルン/8.0)
三戸舜介(日本/スパルタ・ロッテルダム/8.5)
斉藤光毅(日本/ロンメル/8.5)
▼FW
スフィアン・ラヒミ(モロッコ/アル・アイン/8.3)※オーバーエイジ
アイメン・フセイン(イラク/アル・ホール/8.0)※オーバーエイジ


【画像】フォーメーションは4−4−2!