堀江貴文氏、クラウドストライク株急落を解説！システム障害防止にタブレット端末の運用を提案するワケ

堀江貴文氏が自身のYouTubeチャンネルで「世界規模で発生したWindowsのシステム障害について解説します」と題した動画を公開しました。動画の中で堀江氏は、特にキャッシュレス店舗や航空会社のカウンターなどでパソコンが機能停止に陥る問題について言及。「しっかり検証して、アップデートファイルを渡せばよかったのに。検証が不十分だったんでしょうね」と堀江氏は鋭く指摘しました。

堀江氏は「今回はセキュリティソフトが、コンピュータウイルスを送り込んだようなもんじゃないですか」と述べ、今回の問題が非常に大きな損害をもたらしたことを強調しました。また、「クラウドストライクの株がめちゃくちゃ急落しております」とアメリカの株式市場での影響についても言及。具体的には、米国市場では値幅制限がないため株価が大幅に下落している状況を説明し、「どこまで再発防止策を打てるのか、そして損害賠償の金額はいくらぐらいになるのか」と注目されている点を挙げました。

さらには、Windows OSやMac OSにおいて、システムのデバイスドライバーなどにサードパーティーが入り込む余地があることから生じるリスクについても、堀江氏は懸念を示しました。これに対してiOSのようにアプリがOSレベルにアクセスできるところは厳しく制限することで「ブルースクリーンになるようなアプリは作れないかたちになっている」との見解を示し、恒久的な対策としてはiOSの入っているタブレット端末での運用を提案しました。

最後に、堀江氏は「パブリッククラウドで運用されていたほうが安心安全なんじゃないかな」とし、セキュリティホールに対する対応が迅速であることを強調。「個別の会社で最先端のセキュリティホールをパッチを当てて対応するのは人的リソース的にも難しい」とし、今回の問題に対する考えをまとめました。