バレー男子日本代表の石川祐希【写真:VNL提供】

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ネーションズリーグ決勝

 バレーボールのネーションズリーグ(NL)は30日(日本時間7月1日)、ポーランド・ウッジで決勝が行われ、世界ランク2位の日本代表が東京五輪金メダルで同5位のフランスと対戦。第2セットには主将のエース・石川祐希のツーバックアタックが決まり、会場のファンを沸かせた。

 第1セットを落として迎えた第2セット、7-3とリードした場面。相手のフェイントを関田誠大が上げると、石川がツーのタイミングで強烈なバックアタックを炸裂。慌てたフランスも反応し切れず、相手を欺く超絶テクニックでポイントを奪った。1次リーグのフランス戦でも披露したプレーを再現するかのようなスーパープレー。会場のファンを熱狂の渦に巻き込み、日本の押せ押せムードを演出した。

 日本は準決勝で予選リーグ1位のスロベニアを3-0で破り、初の決勝進出とともに2大会連続のメダルを確定させた。勝てば、主要国際大会では金メダルを獲得した1972年のミュンヘン五輪以来52年ぶり世界一の快挙となる。

(THE ANSWER編集部)