1位の東田旺洋(左)と柳田大輝=撮影・吉澤敬太

写真拡大

 「陸上・日本選手権」(29日、デンカビッグスワンスタジアム)

 男子100メートル準決勝が行われ、昨年の世界選手権代表の柳田大輝(20)=東洋大=が10秒20で1組2着となり、30日の決勝に進んだ。レース後は「ひとまず最初の関門クリアかな」と話した。

 自己ベスト10秒02を持ち、今季は5月のセイコー・ゴールデングランプリで優勝したホープ。15日の日本学生個人選手権では追い風参考の3・5メートルながら、9秒97をマークするなど勢いは随一だった。世界陸連が定めるパリ五輪の世界ランクで日本勢2番手につけており、今大会で日本選手権2位以内に入れば、代表入りは確実となる見込みだった。