「年齢的にも最後のチャンスだと思い...」広島MF川村拓夢がオーストリア1部ザルツブルクに完全移籍!
![オーストリアに新天地を求める川村。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/6/96148_1429_e1f39d3e_5af314d9-m.jpg)
川村は、2018年に広島ユースからトップチームに昇格。翌年に愛媛FCに期限付き移籍し、22年に復帰。同年9月の清水戦で決めたロングシュートがJ1年間最優秀ゴール賞に選ばれるなど頭角を現し、今年1月のタイ戦で代表デビューを飾り、初ゴールもマーク。今季は、ここまでJ1で14試合・2得点を記録している。
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さらなる飛躍を期し、欧州に活躍の舞台を移す24歳MFは、広島の公式サイトを通じて、以下のとおりメッセージを発信した。
スクールの頃から約10年間、クラブにはサッカーはもちろん、人としてもたくさん成長させてもらいました。僕自身、このクラブのユニフォームを着てタイトルを取ることが小さい頃からの夢であり、クラブへの1番の恩返しだと思っていました。
そのなかで昨年初めてシーズンを通して試合に出場しましたが、チームの勝利に貢献したい、活躍したいという気持ちと、パフォーマンスがなかなか伴わず、シーズンを通して難しい時期が続き、選手として人としてもっと成長したい、大きくなりたいと強く感じるようになりました。
そして今回、ザルツブルクからオファーをいただき、年齢的にも最後のチャンスだと思い、新しい世界へチャレンジすることを決断しました。トップチームでプレーして3年半、まだこのクラブでやり残した事、成し遂げたい事はたくさんあります。海外でさらに成長し、サンフレッチェ広島から改めて選手としてオファーをいただけるような活躍をしたいと思います。
このクラブのユニフォームを着て皆さんと共に戦った選手として、これからも少しでも応援していただけると嬉しいです。10年間本当にありがとうございました」
川村の新たなチャレンジに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部