『HAWAII FIVE-0』カマコナ役テイラー・ウィリーが56歳で死去…「君はファミリーの一員」

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人気ドラマ『HAWAII FIVE-0』で全10シーズンにわたりカマコナを演じ、『MACGYVER/マクガイバー』と『私立探偵マグナム』にも同役で出演していたテイラー・ウィリーが今月20日(木)、56歳で亡くなった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

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オーディションで相手をすぐさま魅了

地元ハワイのテレビ局KITVによれば、テイラーはアメリカのユタ州南部にある町ハリケーンに滞在中に死亡。米Entertainment Weeklyが彼のマネージャーに確認したところ、自然死だというが、詳細は明かされていない。

1968年6月14日にホノルルで生まれたテイラーは、演技の道に入る前は力士やUFC(総合格闘技)の選手として活動していたが、1989年に膝を痛めて引退。今月14日に56回目の誕生日を迎えたばかりだった。

『HAWAII FIVE-0』で最初の7シーズンはゲストとして、ラスト3シーズンはレギュラーとして計171話に出演していたテイラー。エビ料理屋台「カマコナズ・シュリンプ・トラック」を経営する情報屋としてシリーズで存在感を放っていた。

クリエイターであるピーター・M・レンコフもInstagramにテイラーとのツーショット画像を投稿し、「絶望している」と彼の死に反応した。

レンコフはその数時間後にテイラーの動画もアップ。彼に向けて以下のようなメッセージを綴った。

「君にこれまで何度も伝えてきたことだけど、オーディションで初めて会った時から君のことが大好きになった。君は頭の汗をタオルで拭きながら部屋に入ってきたよね。そんな君に魅了されたんだ。君はその魅力でもってあの番組の、そして僕の人生の欠かせない存在となった。君はファミリーの一員だ。君のことが毎日恋しくなるよ」

「追伸:先週話した時、君が初日からいかにハマっていたかを思い出して笑い合ったよね。『HAWAII FIVE-0』は僕たちにとって夢のような仕事だった。そんな魔法のような体験を一緒に味わえるなんて幸運だったよ」

『HAWAII FIVE-0』全10シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety、米TV Line、米Entertainment Weekly