長渕剛<いっしょに拳あげて>ファンは沈黙...業界人が明かす「今からでも遅くない」ケジメのつけ方

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長渕剛が7日にインスタグラムを更新。プロモーションで名古屋市を訪れたことを明かし、

「名古屋プロモーションにきたよ! ラジオやテレビに出てきた!」

とつづり、中部電力MIRAI TOWERを背景に腕組みをする写真を投稿。 続けて「9/5と9/6 Aichi Sky Expo」とライブを告知し、

「みんな来てくれ!!いっしょに拳あげて腹から歌おうな!!」

とフォロワーに呼びかけた。

“カリスマ”長渕自身によるライブ告知だけに、熱狂的、いや、狂信的ともいえるファンはさぞかし盛り上がるだろう……と、思われたのだが、いたって静かな状況だ。それどころか、SNSには、《大した事ないのに限ってデカいことを言う》 《漢長渕はどこに行った?》 などとかなり辛辣なコメントが並んでいる。

長渕があからさまに”ディスられる”ようになった原因は、若林志穂の告発だった。

「若林は’23年11月、X(旧Twitter)のライブ配信で突如、ある大物ミュージシャン・X氏から1998年に性被害を受けたと告白したのです。当然X氏が誰か、ネット上では捜索が始まり、『大物ミュージシャンで俳優』 『若林とドラマで共演』 というヒントから、すぐに長渕の名前が浮上しました。若林はその後、Xで長渕だと実名を公開。ネットでは擁護派vs.批判派の対決が広がり、騒動は大きくなりました」(スポーツ紙記者)

長渕がどう反論するのか世間は注目したが、2月3日のネット番組に出演した際に、

「今でも誹謗中傷で亡くなる方がいるんだけど、人の心を踏みにじったように事実だけをかき立てて、真実をしゃべれないように封じ込めてしまうみたいなね…そういう暴力よりも強烈なもの。これがですね、やっぱり僕は悔しいけど涙が出ました」

「それぐらいにマスメディアっていうものが卑劣であり、また死にたくなるような、人の心の中に突っ込んでくるようなものであったことは事実ですね」

などと語っていた。これには賛否両論が渦巻き、《意味が解らない言い訳》 《性加害は卑劣じゃないのか》 などという批判派の意見に対し、擁護派は長渕のマスコミ批判を支持した。ただ、中には、冷静な判断を下すファンもおり、《自分の言葉で真相を語って》 《潔く謝れば》 という声も聞かれた。老舗芸能事務所幹部はこう明かす。

「事実でなければちゃんと反論すればいいし、事実なら潔く謝罪すればいい。『漢』を標榜する長渕に望まれるところですが、いかんせん彼にはファンの気持ちが届いていないようなのです。4月11日にYouTube公式チャンネルで、

『なぜ十数年前、二十数年前のあのときにもしそう思うんだったら言ってこないの。刑事事件でしょってなってくると、俺、捕まってるはずじゃん』

と発言し炎上していただけでなく、『テレビやラジオからNGを食らった』『ネットで誹謗中傷を受けている』といった内容をYouTubeで話し、『漢長渕』とは思えない発言を繰り返しています」

以前は聞かれた擁護の声もここにきて聞かれなくなり、ファンもほぼ沈黙を貫いている。

というか、ファン離れは確実に進んでいる。また、音楽関係者も、肩を落としながらこう語る。

「彼のライブで一緒に仕事するスタッフは、元々、大ファンが多い。昭和チックというか体育会的、軍隊的な性格と、あの“熱さ”に惹かれると言っていました。そういう人たちは彼に傾倒していましたが、“正体”が見えてしまって、私も含めて、皆ガッカリしています」

前出の芸能事務所幹部はこう続ける。

「4月11日のぼやきで、“こんな人だったの”とガッカリしたファンは多い。潔く『ごめん。俺が悪かった』と謝れば、寛大なファンはまだ彼を支持してくれるでしょう」

ファンが望む「漢」らしく、謝ることができないと、カリスマ性回復は望めない気がするのだが……。

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