【ソウル共同】ロシアのプーチン大統領が近く北朝鮮を訪れる見通しとなる中、韓国大統領府の張虎鎮国家安保室長は、北朝鮮との軍事協力を巡ってロシア側に「一線を越えるな」と警告したと明らかにした。16日に出演したテレビのニュース番組で説明した。

 複数の韓国メディアは、ロ朝が有事の際に互いに自動的に軍事介入する条約を結ぶ可能性があると報じている。

 一方、北朝鮮が南北軍事境界線付近に障壁のような物の建設を進めているとの報道に関し、張氏は「対戦車障害物のような防壁に近く、長さはまだ非常に短い」と述べた。