東芝Aurex、テレビの音を手元でクリアに聞く無線スピーカー
無線スピーカー「TY-WSD20」
ラジオやCDラジカセなどのオーディオ機器を展開する東芝エルイートレーディングは、Aurexブランドの新製品として、テレビ音声を手元で聞くことができる無線スピーカー「TY-WSD20」を6月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,000円前後。カラーはホワイト。
スピーカー(受信機)と充電台、テレビと接続する送信機の組み合わせで使用する無線スピーカー。妨害・干渉による音切れや遅延を抑え、テレビ音声を手元のスピーカーからクリアに聴くことができる。
従来モデルでは、テレビと送信機の接続がイヤフォン端子もしくは音声出力端子に限られていたが、新モデルでは新たに光デジタル入力を搭載。手元のスピーカーからよりノイズの少ないクリアな音声で聞くことができるようになった。
また、高出力・大口径のステレオスピーカー(φ52mm×2)を採用することで、ボリュームをあげても音声が聞き取りやすく、音割れがしにくくなった。
天面
人の声の強弱を調整することができる「声はっきりモード」を搭載。ニュース番組など背景音が少なく、しっかりと人の声を聞きたいときは「大」、適度に背景音があるドラマなどには「小」、音楽番組を楽しみたいときには「切」など、用途によって選択できる。
使いやすさを重視したという、シンプルなデザインを採用。大きなダイヤルとボタンで操作できる。また送信機も、テレビ周りでも邪魔にならないコンパクトサイズとした。
スピーカーは充電台に載せて充電しながら使用可能で、使用中に電池が切れる心配もないとのこと。受信機は折りたたみ式のハンドル付きで約520gと軽量で持ち運びしやすく、さまざまな場所で使用できる。スピーカーの連続動作時間は約16時間で、充電時間は約4時間。
濡れた手で触っても問題がない防水機能(IPX2型)を備え、キッチンで家事をしながらでもテレビ本体の音量を上げずに、手元でテレビ音声を聞くことができるという。
外形寸法/重量は、スピーカーが170×85×87mm(幅×奥行き×高さ)/約520g、充電台が160×75×18.5mm/約85g、送信機が70×52×22.5mm/約30g。