「ツッコミが秀逸」「ガヤは副音声にしてくれ」FNS鬼レンチャン歌謡祭が視聴者で賛否真っ二つ

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5月29日、フジテレビ系バラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』と音楽番組『FNS歌謡祭』がコラボしたスペシャル番組『FNS鬼レンチャン歌謡祭』が3時間半にわたって生放送された。

22年5月からレギュラー放送が開始した『千鳥の鬼レンチャン』は千鳥がMCを務め、かまいたちがレギュラーとして出演している。23年に同番組をベースにした『FNS27時間テレビ』が放送されると、番組内で『FNS歌謡祭』とコラボしたコーナーが好評で、今回の特番が決定した。

「『千鳥の鬼レンチャン』は毎回違うゲストが登場し、“サビだけカラオケ”を行う番組です。ゲストは表示される音程バーから外れないように何曲連続で歌えるか挑戦します。他のカラオケ番組と違うのは、千鳥かまいたちがスタジオでモニターを見ながら、ゲストをいじったり、ツッコミを入れたりすることでお笑い色が強くなっているところです。

同番組からほいけんたさんが独特な歌い回しでブレイクしました。芸人だけでなく実力派の歌手も数多く出演していますが、千鳥かまいたちの二組がどんな出演者もさまざまな角度からイジって面白くするのが番組の見どころとなっています」(制作関係者)

今回の特番にもレギュラー番組の出演者が多数登場し、番組を盛り上げた。歌手だけでなくタレントや芸人も歌を披露する“玉石混交”の珍しい歌謡祭となったが、ネット上では番組のファンから好評の声があがっている。

《鬼レンチャンはみんなガチで歌うまなのにあの4人のツッコミがおもしろいのが好き》
千鳥さんやかまいたちさんのイジりやツッコミも、鬼レンチャンならではって感じで面白かったですね》
《ワイプのツッコミが秀逸すぎてほんと大好き》

一方で、歌謡祭を楽しみにしていた視聴者からはこんな声が。

《芸人のガヤがうるさい。せめて副音声にしてくれ》
《歌聞きたいのに、ガヤがうるさくて邪魔!おふざけ強めのときはいいけど、それ以外は副音声にすればいいのに 歌ってる人に失礼過ぎ》
FNS歌謡祭×鬼レンチャン、生放送はキツイなぁ。千鳥かまいたちのツッコミもイマイチ。(ノイズにしか聞こえない笑)》

「純粋な『歌謡祭』だと思っていた人や、目当てのアーティストの歌唱を楽しみにしていたという人からは不評だったようですね。しかし、あくまで今回の特番は『鬼レンチャン歌謡祭』で、芸人のガヤも番組のメインの要素です。

ただ、そのガヤにしても少し見せ方がうまくいかなかったのかもしれません。生放送のため、通常のレギュラー放送と違ってガヤのテロップが表示されず、ワイプの千鳥かまいたちが何を言っているか聞き取りづらかったのもその一因でしょうね。音量バランスの調節が難しかったのだと思います」(前出・制作関係者)

生放送でもゲストの歌と芸人のツッコミの両方の良さが引き立つ演出が、この特番の“レンチャン”に必要なことかもしれない。