インターネット通販サイトの最大手「Amazon」は、2024年6月6日より、購入代金の支払い方法のひとつである「代金引換」の提供を終了すると発表しました。

 発表はAmazonを利用する出品者が意見交換場所をして利用する「セラーフォーラム」にて告知されたもの。

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 「Amazonでは、販売事業者様や購入者様の体験を向上するため、支払い方法などを含めたサービスの見直しを継続的に実施しています」とし、今回の対応もその一環とのことですが、サービス提供終了の明確な理由については触れられていません。

 なお、出品者側の対応は特に不要で、「代金引換以外の支払い方法で引き続き商品を販売いただけます」とのこと。出品者向けの代金引換利用規約をはじめとした関連ポリシーやヘルプページは、6日より前に行われた代金引換のみ適用するとしています。

 近年、身に覚えのない荷物が届き、受け取ると代金を支払わされてしまう「送り付け詐欺」も急増していることから、ネットではこの発表への肯定的な声が多数あがっています。

 一方で「人に頼まれて注文する時に代引きにしていたから不便になる」といった声も。今回の代金引換終了に対しての代替案等については、記事執筆時点(5月29日午前)では発表されていません。

<参考・引用>
Amazonフォーラム「[重要] 代金引換に関するお知らせ」
※画像は「[重要] 代金引換に関するお知らせ」ページのスクリーンショットです。

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024052904.html