インターネットアーカイブがDDoS攻撃を受けてサービスのほとんどが一時停止に追い込まれる
ウェブコンテンツ等の保存活動を行うインターネットアーカイブがDDos攻撃を受けました。サービスが一時利用できなくなりましたが、記事作成時点で復旧しています。
Sorry to say, https://t.co/rvOhn0byKe is under a ddos attack. The data is not affected, but most services are unavailable.
We are working on it. This thread will have updates.— Internet Archive (@internetarchive) May 27, 2024
2024年5月28日1時、インターネットアーカイブがXやMastodonで「DDoS攻撃を受けた」と報告しました。インターネットアーカイブによると、ホームページのarchive.orgがDDoS攻撃を受けたため、ほとんどのサービスが利用できなくなってしまったとのこと。関連するデータに影響はありませんでした。
非営利団体のインターネットアーカイブにDDoS攻撃を仕掛けるという攻撃者の行動について、ソーシャルサイトのHacker Newsでは「図書館に火を放つようなものだ」と批判されています。単なる嫌がらせなのか、DDoSの効果を測定したかったのかは定かではありませんが、あるユーザーはDDoS攻撃がとても安価に実行できるという点を指摘し、「容疑者はおろか、その目的を分析しようとしても徒労に終わるでしょう」とコメントしています。