西武の本拠地、ベルーナドーム(画像はイメージ)

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プロ野球選手の高木豊さんが2024年5月21日、YouTubeチャンネルを更新。「発掘シリーズ」と題して、埼玉西武ライオンズの若手左腕を絶賛した。

デビュー戦で150キロ越え連発

高木さんが「ものとしたら凄い大きな素材」と絶賛したのは西武の3年目、羽田慎之介投手。191センチの長身から投げ下ろす速球は最速157キロの大型左腕だ。

羽田投手は5月14日の日本ハム戦で8回から登板し、1軍デビューを果たした。1イニングを1安打1失点も自責点は0。この時の最速は155キロで、150キロ以上のストレートを連発していた。

高木さんはこの時の羽田投手の投球を見て「(球が)速いな。まだ体はでき上ってないよなと思いながら、どんな玉投げるんだろうと思いながら見ていたら155キロ。嘘やろ? とか思って」と羽田投手の球の速さに驚きを隠せずにいた。

中継ぎタイプのピッチャーか聞かれると「いや、先発で使いたいでしょう。スケール感がある」と先発で起用することを勧めた。「コントロールさえ身につけば、10勝ははるかに超えていくと思う」と語った。

「抑えだともったいない、まだ若いし。抑えなんかいつだってできそうだもん。先発で長いイニングをどれだけ投げられるかという教育をしてから抑えに持っていった方がいいだろうね」

しかし、現状は西武の先発投手陣が充実していることから「最初はショートイニングで使っていくのかなという感じはする」と推測した。

菊池雄星を超えていけるか

さらに「魅力あるな、将来的に」と、現在メジャーで活躍する左腕を超えるかもしれないと羽田投手を期待している。

菊池雄星、そのぐらいの感じになってくると思う。菊池雄星を抜いていくかもわからない。そのぐらいのポテンシャルは感じる。すぐメジャーが目をつけるよ。おそらく目つけていると思う。速いというのは魅力だよ。これはもう間違いなく160キロ出す」

羽田投手の1軍登板は14日の日本ハム戦の1試合のみで、18日に体調不良のため出場選手登録を抹消された。