Intel Core Ultraを搭載したDellのノートPC「XPS 13」「XPS 14」のバッテリー持続時間と排熱箇所をチェック
AI処理に特化したプロセッサ「NPU」を搭載しているノートPC「XPS 13」と「XPS 14」で、これまでベンチマークや画像生成を実施してきました。そんなノートPCのバッテリーや排熱箇所をチェックしてみました。
XPS 13ノートパソコン | Dell 日本
https://www.dell.com/ja-jp/shop/dellのノートパソコン/xps-13ノートパソコン/spd/xps-13-9340-laptop
https://www.dell.com/ja-jp/shop/dellのノートパソコン/xps-14-ノートパソコン/spd/xps-14-9440-laptop
室温24度の環境下でベンチマークを実施したところ、いい感じに発熱&排熱していたのでまずは音と熱をチェック。XPS 13のファン音は51.0dBを超えないくらいの大きさでした。
XPS 14もほとんど同じで50.1dB。
今度は発熱チェック。XPS 13もXPS 14も以下のようにヒンジ部に排気口があります。
ベンチマーク中はヒンジ部が極端に熱くなりました。
XPS 13にサーモセンサーを接近させて最大47度近くにまで上昇していたことを確認。
さらにキーボードの上部中央辺りも熱を帯びていました。トラックパッドやキー付近は比較的低温。
手を置いてみました。手を常に置いていることが多いトラックパッドは体温より少し高い程度で、しばらくじっとしていてもさほど問題はない感じ。キーボードの上部中央はしっかり熱いですが、タイピングに支障はありません。キーボードの上部中央付近に手をずっと置いておかない限りは熱波にやられることもないと思われます。
XPS 14も同様。
ヒンジ部は49度近くにまで上昇していました。
こちらもやはりキーボードの上部中央辺りが熱くなります。
背面の排気口を見るとジェット噴射のように熱風が吹き出ていました。
51.6度まで上がっています。
画面輝度を最大した状態でYouTubeを視聴し続けたときの駆動時間を計ってみました。なお、XPS 13(左)のバッテリー容量の公称値は55Wh、XPS 14(右)の公称値は69.5Whrです。計測開始から4時間40分ほどでXPS 13の電源が切れ、XPS 14は計測開始から7時間ほどで電源が切れました。
DellのノートPC「XPS 13」と「XPS 14」でバッテリー持続時間を比較 - YouTube
3%でセーフモードに入ったので、次は3%からの充電速度をチェック。画面輝度を50%に減らし充電してみたところ、両機種とも2時間30分ほどで満充電に達しました。
DellのノートPC「XPS 13」と「XPS 14」でバッテリー充電速度を比較 - YouTube