元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が4日、YouTubeチャンネル『元木大介チャンネル』で公開された動画「【神回】岡本和真は〇〇だけやれば三冠王獲れる、ラミちゃんが1番尊敬している人はあの監督」に登場。巨人・西舘勇陽の起用法について持論を述べた。

アレックス・ラミレス氏


○10勝以上余裕でできる

中央大学を経て、ドラフト1位で巨人に入団した西舘。ルーキーイヤーとなる今シーズン、動画公開日である4日終了時点で13試合に登板し、防御率3.86、0勝2敗11ホールドという成績になっていた。

その西舘について、ラミレス氏は「西舘はシーズン前に映像を観たけど、すごいピッチャーだと思っていて、10勝以上余裕でできる(ポテンシャルがある)」と、その実力を大絶賛。その上で、「ただ、今、リリーフをやっているので、僕だったら先発で使って10勝」と持論を展開する。

その理由としては、「ドラ1で入ってくるのは、すごく期待されている。ドラ1のバリューだと、先発・抑えのほうがドラ1の価値がある」と説明。続けて、「リリーフだと『ドラ1をそこで使うんだ』って感じがする」と本音を吐露しつつも、「どちらにせよ良いピッチャーなのは間違いない」と太鼓判を押していた。

【編集部MEMO】

アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。そのラミレス氏のYouTubeチャンネルである『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』では、高橋由伸氏、清原和博氏、山本昌氏をはじめとする球界のレジェンドとの対談動画のほか、日本シリーズやワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の解説動画も人気を集めている。