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 タレント大竹まこと(74)が1日、パーソナリティーを務める文化放送大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月〜金曜後1・00)に生出演し、政府の通貨政策に憤りを口にした。

 番組ではいとうあさこ壇蜜らとともに、物価高や新札の話題に。今年7月に1万円札、5000円札、1000円札がそれぞれリニューアルされることに、大竹は「札なんて替えなくていいじゃねえかよ?7月くらいだろ?あれ大変なんだよ。券売機でやってるおそば屋さんとかが、新札用に全部、機械を替えなきゃいけないから。金かかってしょうがないんだよ」と、券売機を総入れ替えしなければならない飲食店などの苦悩を代弁した。

 21年11月から発行されている新500円玉が、いまだに多くの自販機、券売機などで使えない現状を指摘。「作ったんだから、使えるようにしてよ?何に入れても戻ってくるよ?俺、車に積んでるの、500円玉ばっかりだよ。使えねえから。みんな戻って来ちゃうんだもん」とボヤいた。

 そもそも、新札にする理由にも疑問を呈した。「にせ札が出回りましたとか、新しいホログラムか何か入れて、絶対まねできないようにしましょうみたいな意味合いがあって替えるわけでしょう?だけど近頃、にせ札の話なんか聞かないじゃないか?出回ってましたみたいな話はね」。すると、壇蜜は「一説によると、“お札替えたんだぞ”という実績が欲しい人が、政治家さんにはいらっしゃるみたいで…」とポツリ。いとうは「実績になるの?」と疑問を口にした。

 円安で日本円の価値が日に日に下がっている現状。大竹は「1万円札がこれだけ円安になってくると、価値が…。昔の1万じゃないよね。ドル換算したりしたら。めちゃくちゃ安くなっちゃって」と嘆いていた。