福田悠太が“不死鳥の哲”と恐れられた主人公を演じる『東京流れ者』東京公演が開幕 舞台写真&出演者コメント公開
日活とレジェンドステージのコラボレーション企画、“シネマティックステージ“の第二弾となる『東京流れ者』が京都公演を終え、2024年4月10日(水)シアター1010にて、東京公演の初日を迎えた。この度、舞台写真とメインキャストの福田悠太、本高克樹、川村海乃、天宮 良のコメントが届いたので紹介する。
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
本作は渡哲也主演、鬼才、故鈴木清純監督による1966年公開の同名映画作品を元とし、鈴木清純生誕100周年プロジェクトの一環として企画された。元やくざの主人公による復讐劇をミュージカル風に制作して、当時としても斬新な作風の映画であった同作だが、第74回ゴールデングローブ賞で7部門、第70回アカデミー賞で6部門を受賞したミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』は、この作品をオマージュして制作したと監督が語っていたほどの作品。
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
今回の舞台はオリジナル要素を加えつつ、随所に監督の映画をオマージュする部分を盛り込み、衣裳、音楽、アクション、振付にこだわり、昭和の映画「東京流れ者」が令和のCINEMATIC STAGE「東京流れ者」として生まれ変わった。
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
元倉田組のやくざで、かつては“不死鳥の哲”と恐れられながらも現在は堅気として生きる主人公に、ふぉ~ゆ~の福田悠太を配し、7 MEN 侍のメンバー本郄克樹、川村海乃、麻央侑希、吉田メタル、碕 理人、岩戸秀年、五十嵐啓輔、武藤晃子、石坂 勇、天宮 良ほか錚々たるメンバーでおくる。
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
映画の奇想天外な展開を主人公「不死鳥の哲」が庄内、佐世保と地方を流れ流れてどう立ち回るか、それを舞台でどう表現しているか、隅から隅まで拘っている部分を見つけ、日活映画のミュージカルで新しい感覚を味わおう。
NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』舞台写真 (C)舞台「東京流れ者」製作委員会
【あらすじ】
舞台は東京。かつてヤクザ組織だった倉田組は、解散して不動産会社に生まれ変わった。しかし経営難から自社ビルを担保に吉井商事から借金をすることに…。ところがある日、その場所は大塚組による強引な地上げのターゲットになるのだった。すでに極道から足を洗っていた“不死鳥の哲”は、その計略を哲のことを兄貴と慕う“流れ星の健”から聞き、奔走。だが逆に殺人犯として追われる身となる。庄内の如月組に身を隠した哲だったが、如月組の裏切りにより再び大塚組が現れ、佐世保のキャバレーに流れ…。東京から流れ流れて行くうちに、哲の心は変わりゆく。果たして哲は、無事平穏な日々を取り戻すことができるか?そして大塚組の裏に暗躍する“黒い影”の正体とは!?
出演者コメント
■主演:福田悠太 (本堂哲也 役)
いつもお世話になっております。ふぉ~ゆ~の福田悠太です。鈴木清順監督生誕100周年プロジェクト。
ミュージカル「東京流れ者」東京公演の開幕です。場所は北千住駅前のマルイの上にありますシアター1010。
個人的に北千住は地元浅草も近い場所で親近感をおぼえる土地です。そんな場所での公演に心踊ります。
1966年、渡哲也さんの映画デビュー作、鈴木清順監督の名作、映画「東京流れ者」を今回、映画の世界感をそのままに舞台化です。
映画と舞台の融合とでもいいましょうか。独特の世界感で独特の余韻に浸れる作品になっています。
私、福田悠太は、渡哲也さんが演じられた本堂哲也役を務めさせてもらっていますが、この役がなかなか癖のある役で、時代を感じつつも、古き良き時代のコテコテな男の哀愁のある役で、演じながらとてもエンジョイさせてもらってます。それと同時に、やっぱり渡哲也さんは偉大だなと改めて思い知らされる役でもあります。
是非、劇場で『東京流れ者』一緒に楽しめたらと思います。宜しくお願いします。
■本高克樹(相沢健次 役)
7 MEN 侍の本郄克樹です。福ちゃんことふぉ~ゆ~の福田君をはじめとする沢山のキャストさんと共に『東京流れ者』の世界を楽しませていただいております。
歌、ダンス、殺陣と盛りだくさんのこの作品。僕が演じる相沢健次は、兄貴を慕うが故に余計なことに首を突っ込んでしまうお茶目なキャラクターです。
最初は原作のように落ち着いた雰囲気だったのですが、稽古を重ね今まで経験したことのない演技アプローチに挑戦することでどんどん明るく愛嬌のある役に変化していきました。
一回り年齢の違う福田君ですが実の兄弟のように親しくさせていただいて、役じゃないところでは好きな音楽を共有したり、ご飯を一緒に食べたりお仕事の話をしたりしています。
自分自身も初めて経験する日活映画の世界を新鮮に、存分に楽しんでいただけるよう千秋楽まで精一杯頑張ります
■川村海乃(青山千春 役)
こんにちは青山千春役、川村海乃です。
東京流れ者、いよいよ東京公演です。
この物語は哲が流れていく街ごとに、人生楽しいばかりではない中でも日々を強く生きる個性豊かな人達の姿がたくさんでてきます。
笑いあり、仁義あり、ちょっと涙あり…。
緊迫するシーンも多いですが、最高にカッコつけでいなせな男たちと、したたかでチャーミングな女たちをぜひ劇場で思いっきり楽しんでください!
きっとあなたも歌いながら帰りたくなるはずです。
劇場でお会いしましょう!
■天宮 良(倉田寛治 役)
3月30日に京都公演初日を迎え京都で4公演、やはり観客の前で芝居する事でこの芝居の様々な事が明確になって来た。観客の反応で我々の芝居もどんどん熟成されて行く。そしていよいよ東京公演! この芝居まだまだ回を重ねる毎にどんどん成長して行きます。楽日を迎える頃にはどんな芝居に成長しているか…どうぞ皆さん楽しみにしていてください。劇場でお待ちしてます!!