ヴァンパイア・ウィークエンド(Vampire Weekend)の国内最速インタビューが、3月25日発売の「Rolling Stone Japan vol.26」で実現。4月5日に通算5作目のニューアルバム『Only God Was Above Us』をリリースするバンドの中心人物、エズラ・クーニグが制作背景を大いに語ってくれた。以下、本インタビューのリードテキストを先行公開。

1984年にニューヨークで生まれてすぐ、家族と一緒にニュージャージーにやってきたエズラ・クーニグ。高校を卒業し、ニューヨークの大学でヴァンパイア・ウィークエンドを結成した頃にはもう21世紀になっていた彼にとって、祖父母や両親が暮らした20世紀のニューヨークは、近くて遠い場所だったのかもしれない。そんなエズラが新作のジャケットに選んだのは、80年代の終わりにニュージャージーの解体工場に運ばれ、横倒しになったニューヨークの地下鉄の中で撮影された一枚の写真。国境は変化し、場所は消された。でも、カルチャーは存在し続けている――そう語る彼が伝えたかった、あらゆる対立(conflict)を越えた先にあるものとは何だったのだろう。内なる戦いを描いた静かな叫びのようなこのアルバムについて、エズラに話を聞いてみた。(文・清水祐也)




「Rolling Stone Japan vol.26」
2024年3月25日発売

発行:CCCミュージックラボ株式会社
発売:CCCメディアハウス株式会社
価格:1100円(税込)
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ヴァンパイア・ウィークエンド
『Only God Was Above Us』
2024年4月5日(金)発売予定
予約注文リンク:https://smji.lnk.to/VampireWeekendOGWAU

[国内盤特典]
・Blu-spec CD2仕様
・初回仕様限定ステッカーシート封入
・ボーナス・トラック2曲収録
・歌詞・対訳・解説付き