超オシャ! 丸目レトロな新型「本格4WD」日本初公開! V8搭載や3列7名乗りも可能!? 究極の“リサイクル車”「TWISTED」誕生

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めちゃお洒落な新型「本格4WD」日本初公開…その正体は?

 バリュエンスホールディングスのグループ会社である米自動車(よねじどうしゃ)は、日本国内に向けてランドローバー「ディフェンダー」をカスタマイズし販売する「TWISTED JAPAN」をローンチするとし、3月15日、同車両を東京・代官山T-SITEにて日本初公開しました。

完璧にリフレッシュされたTWISTEDの「ディフェンダー」

 TWISTED JAPANは、イギリス・ヨークシャーのTwisted Group Limited (以下、TWISTED社)が実施する、比較的高年式のディフェンダー(初代モデル)に快適性、機能性、走破性を重視したカスタマイズを施し、最高の形とパフォーマンスを備えた状態に復元したモデルを、日本国内で販売します。

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 オリジナルフルカスタマイズオーダーをうけつけており、エンジン、座席数などあらゆるパーツをユーザーのニーズに合わせて変更可能です。

 ”復元”とはどこまでなのかと担当者に尋ねると「ほとんど車体を一度分解し、クルマを作り直すイメージ」と語ります。

 実際ラダーフレームと車体をすべて分解しているといい、ボディーカラーの塗り直しはもちろん、様々なプラスチックパーツもすべて金属製へ変更されています。

 座席も専用品に交換することが可能で、元々の2列5人乗り仕様だけでなく、3列7名乗りや、現在日本では座席としては認められない後部対面座のトゥループキャリア仕様も用意があります。

 さらにインテリアでは、ハンドルやダッシュパネル、ドアパネル、天張りなども変更可能で、ベース車よりも圧倒的に豪華な雰囲気とすることも可能です。

 搭載されるパワートレインは、日本では、最高出力457馬力・最大トルク670Nmを発揮する6.2リッターV型8気筒エンジン+8速AT(シボレー「コルベット」に搭載されるエンジンと同タイプ)と、最高出力307馬力・最大トルク460Nmを発揮する2.3リッター直列4気筒ターボエンジン(フォード「マスタング」などに搭載されるエコブーストエンジンと同タイプ)+6速ATの2種類が選択可能です。

 また、足回りも、専用チューニングを加えたビルシュタイン製のサスペンションに一新することも可能。ブレーキシステムも改められます。

 この他にもシュノーケルインテークやルーフテントなど様々なオプションが存在し、変更可能箇所は多岐にわたります。

 米自動車では、今のところイギリスTWISTED社で復元・カスタマイズされたディフェンダーを販売する予定だといいますが、将来的には日本でのカスタマイズも行うつもりだといい、コンプリートカー販売だけでなく、すでにディフェンダーを乗っているユーザーに向けても足回りだけ変更を行うなど個別のカスタムも受け付けていく予定だといいます。

 価格は、カスタムに応じて異なりますが、ローンチの際に公開された4台の車両はいずれも3000万円を超える金額となるようです。

 今回のTWISTED日本導入について、バリュエンスグループ CEO 嵜本晋輔氏は以下のようにコメントしています。

「TWISTEDは、ディフェンダーをマーケットから回収して、来た時よりも美しく、格好良くするため、1台1台、1000人のメカニックが約半年から1年以上かけてその1台を魂込めてカスタム・メンテナンスをし、再販していくという、世界でも唯一無二のラグジュアリーカーブランドです。

 単にビジュアルがカッコイイだけではなくて、私たちが非常に共感したのは、TWISTEDが長年行ってきたビジネスモデル、サステナブルで持続可能なモデルに惹かれて日本に持っていきました。

 販売させていただく全ての車両に対してNFTの証明書を付けさせていただきます。メンテナンス履歴であったり、カスタマイズ履歴、それらが全てブロックチェーン上に記録されておりまして、 専用のアプリを通じていつでもその情報にアクセスすることが可能になっており、顧客も安心してお買い求めいただけるような形になっております。

 今回イギリスから持ち込んだ4台は、応募いただいた方から抽選で販売させていただきます」

 米自動車では、今後購入後の車検や修理、再カスタマイズのご相談をはじめ、試乗予約なども受け付けるといいます。