マジか!? 「時速5キロ」で事故るとどうなる? エアバッグ開く瞬間は? 予想外な衝撃を体感出来るJAFの取り組みとは
時速5キロの衝撃とは…
クルマが衝突事故を起こすと大抵の場合、エアバッグが作動します。
では、時速5キロでぶつかった時の衝撃とはどのようなものなのでしょうか。
クルマがスピードを出している状況での事故は、そのスピードに応じて被害が変わります。
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スピードが高くなるほど同乗者に対する衝撃も多くなり、大きな怪我に繋がってきます。
一方で低い速度でも意外と衝撃が大きいことはあまり知られていません。
全国でロードサービスを展開するJAFは、各地で「シートベルトの効果」を実感する体験会を実施しています。
これは低速度(時速約5キロ)の衝突を疑似体験するものです。
身長100cmから体験でき、140cmまではジュニアシートを使用します。
トラックの荷台に設置された車内に乗り込むと、運転席・助手席・後部座席を選んで座ることが可能。
着座すると係員から「シートベルトをしてくださいね。手元にあるレバーを引くと発進します」とアナウンスされます。
そしていざレバーを引くとゆっくりスタート。そして突然ドンっという衝撃音と共にハンドルに装着されたエアバッグが開きます。
体験前は「時速5キロであれば大したことないだろう」と思っていても、いざ衝突するその衝撃具合に驚きます。
その後、係員から「よくシートベルトをしながら発進する人がいますが、そのような状況でもそれなりな衝撃がありますので、シートベルトはしっかりと付けてください」と説明されます。
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実際に他にも体験していた人達は「こんなに衝撃あるの?」、「シートベルトちゃんとしないと」などと話しており、改めてシートベルトの大切さが体感できる機会でした。
巷では「ちょっとそこまで」、「そんな速度出さないから」などいってシートベルトを着用しない人もいるようです。
しかし、法律違反の前に自分の命に関わるものということを再度認識することをおすすめします。