最後の「6速MT」採用モデル! 約500馬力の「最強スポーツセダン」発表! 伝統の“直6エンジン”搭載した「超高性能マシン」まもなく発売へ
最後の「MT」搭載モデル登場!
BMWの日本法人は2024年3月13日、ハイパフォーマンスセダン「M3」における最後のマニュアル・トランスミッション(MT)搭載モデルとして、「M3 MT Final Edition(以下、MTファイナルエディション)」を発表しました。
M3はBMW「3シリーズ」のハイパフォーマンスモデルに位置する存在で、初代は1985年に登場。
【画像】カッコイイ! これが最後の「MT×右ハンドル」仕様車です(46枚)
現行型は6代目(G80型)となり、日本では2021年1月から販売されています。
現行M3のエクステリアは3シリーズの4ドアセダンボディをベースにしながらも、縦型の巨大な「キドニーグリル」を採用したアグレッシブなフロントデザインが特徴で、 さらに専用デザインのドアミラーやリアスポイラーを装備するほか、ワイドトレッド化を主張するリアディフューザーなどM3だけの特別なアイテムを装着。
インテリアには、Mスポーツシートや専用メーター・ステアリングを備え、スポーティさを演出しオーナーの満足感を高めています。
パワートレインは最大出力480馬力・最大トルク550Nmを発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載し8速ATを組み合わせる標準モデルと、510馬力・66.3kgmを発揮する「Competition(コンペティション)」モデルの2タイプを用意。いずれも後輪駆動です。
運転支援システムでは、ハンズ・オフ機能付き渋滞支援機能に加え、アダプティブクルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報などを含めた「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準装備しています。
また、四輪駆動モデル「M3 コンペティション M xDrive」や市販モデルでは初のステーションワゴン「M3ツーリング」も、後に同シリーズとして追加されています。
今回発表されたMTファイナルエディションは、M3最後のマニュアル・トランスミッション搭載モデルです。
同車は、1989年のドイツ・ツーリングカー選手権においてM3が初優勝を飾ってから35周年を迎えたことを記念する限定車であり、M3の中でもサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めた「Mパフォーマンス・モデル」をベースに開発されました。
通常ラインアップには存在しない、MTを搭載した右ハンドルモデル仕様であると同時に、専用のゴールド塗装のホイールや赤いアクセントの施されたシートなど、ドイツ・ツーリングカー選手権で初優勝した際のレーシングマシンを彷彿とさせる演出が、歴史への敬意を感じさせ所有欲を満たします。
ボディカラーは「アルピン・ホワイト」「ブラック・サファイア」「Mブルックリン・グレー」です。
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このMTファイナルエディションの車両価格(消費税込)は1420万円で、日本国内において150台限定のみの導入となります。
なお、注文は専用ウェブサイトのみで3月27日午後11:59まで受け付けられ、限定枠を上回る申し込みがあった場合は抽選が行われ当選者を決定します。