ビジネスクラウド「Dojo」シリーズを提供するテンダは3月7日、Webマニュアル作成・管理システム「Dojoウェブマニュアル」の最新バージョンVer.2.0をリリースした。

○AIによるマニュアル・チェックリスト自動生成機能など4つの新機能を実装

「Dojoウェブマニュアル」(公式Webサイト)

「Dojoウェブマニュアル」は、スマートフォンで撮影した画像や動画を活用して簡単にマルチデバイス対応のWebマニュアルを作成・共有できるクラウドサービス。「Ver.2.0」は、メジャーアップデートにあたり、AI関連を含む4つの新機能が実装されている。実装された新機能は、「AI自動マニュアル作成機能」「チェックリスト / AI自動チェックリスト作成機能」「シングルサインオン機能」「自動翻訳対応言語の追加(7つ)」。「AI自動マニュアル作成機能」は、マニュアル新規作成画面で「マニュアル名」「ステップ数」「マニュアルの概要」を入力するだけでマニュアルを自動作成する機能。

「チェックリスト / AI自動チェックリスト作成機能」は、マニュアル画面のステップ下部に作業内容チェック蘭を追加し、マニュアルごとのチェック履歴を記録することができる機能で、AIでチェックリストを自動生成することも可能。同機能により作業漏れのチェックとその確認が容易となり作業品質の向上が期待できる。「シングルサインオン機能」は、Azure ADとOktaのシングルサインオン(SSO)サービスに対応、ログインを簡素化しシームレスにサービスを利用できる。自動翻訳対応言語では、フランス語、ブラジル語、タイ語、ヒンディー語、ミャンマー語、ネパール語、カンボジア語(クメール語)の7つの言語を追加、合計で17の言語に対応する。

「AI自動マニュアル作成機能」、生成AIが自動でマニュアルを作成(同社資料より)

「Dojoウェブマニュアル」は、Windows OSのウェブブラウザのChrome最新版、Microsoft Edge最新版(Chromium版)、Firefox最新版に対応。macOSではSafari最新版に対応。スマートフォンでは、Android 9.0以上、iOS 14.6以上に対応している。