生成AI「Adobe Firefly」を使った画像生成や生成塗りつぶしなどの機能が使える「Adobe Express」モバイル版のベータ版が登場
Adobeが、「生成塗りつぶし」「テキストから画像生成」「テキスト効果」などの機能を使える生成AI・Adobe Fireflyとシンプルな動画編集機能を備えた「Adobe Express」のモバイル版アプリのベータ版をリリースしました。
アドビ、Adobe Firefly生成AIモデルをモバイルワークフローに直接取り入れた 、最新バージョンのAdobe Expressモバイル版アプリを発表
Adobe Fireflyは、2023年3月に発表されたAdobe独自の生成AIです。
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2023年5月には、PhotoshopにAdobe Fireflyが搭載され、「生成塗りつぶし」ができるようになりました。当初、AIに指示するプロンプトは英語のみ対応でしたが、2023年7月に日本語にも対応しています。
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この、Adobe Fireflyを用いたAIによるコンテンツ作成を簡単に行えるデザインツールが「Adobe Express」です。2021年時点では「Adobe Creative Cloud Express」の名称で提供しており、それ以前は「Adobe Spark」という名前だったものです。
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新たに提供されるのは、「Adobe Express」のモバイル版アプリのベータ版。デジタルメディアサービス担当シニアバイスプレジデントであるゴビンド・バラクリシュナン氏によると、「Adobe Express」を用いた作品生成数はここ1年で2倍に増加していて、最新のモバイル版アプリのベータ版はさらにAdobe Fireflyを前面に押し出しているとのこと。
Adobe Expreeモバイル版のベータ版でできる主なことは以下の通り。
・テキストから画像生成:生成AIにより新たな画像を生成
・生成塗りつぶし:簡単なプロンプト入力で画像内の人物やオブジェクトを置き換えたり、新規挿入・削除したりできる
・テキスト効果:生成AIでテキストを装飾
・動画編集:動画クリップ・画像・音楽を組み合わせたり、字幕をリアルタイムで生成したりする
・コンテンツとテンプレートの拡充
・クイックアクション:写真や動画の編集、背景の削除、画像のサイズ変更などがワンクリックで可能
・投稿予約:SNSへのコンテンツ公開をスケジュール設定・プレビュー・予約可能
・ブランドキット:ブランドアセットをアップロードして共有することで、デザインへのブランドフォント・カラー・ロゴの適用が容易に可能
・コラボレーション:リアルタイムの共同編集や、シームレスなレビューとコメントが可能
Adobe Expressモバイル版のベータ版は、AndroidならGoogle Playストアから入手可能。
Adobe Express (Beta) - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adobe.spark.post.beta
iOS版はAppleによるベータ版ユーザー数制限があるため、以下のリンク先から待機リストへの登録が必要です。
クアルトリクス調査 |クアルトリクス エクスペリエンス管理
https://survey.adobe.com/jfe/form/SV_4UW2cyRUnFcpBxI