ダノンモンブラン(2月27日、撮影:井内利彰)

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 姉と同じタッグで出世街道を突き進むか。昨年の牝馬3冠を制したリバティアイランドの半弟となるダノンモンブラン(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜阪神5Rの3歳未勝利(芝1600m)で初陣Vを狙う。

 ダノンモンブランは父ロードカナロア、母ヤンキーローズ、母の父All Americanの血統。母は豪G1を2勝した名牝。そして半姉のリバティアイランドは一昨年の阪神JF、昨年の桜花賞、オークス、秋華賞の覇者。21年のセレクトセール当歳で3億7000万円(税抜)で取引された。管理するのは姉と同じく中内田充正調教師だ。

 ここまで坂路とCWコースを併用して乗り込まれ、坂路ではラスト1F12秒台を連発。さすがに姉と比較するのは時期尚早だが、経験馬相手でも十分に勝ち負けできるレベルにある。鞍上はリバティアイランドの主戦を務める川田将雅騎手。ここはあっさりと突破して、まずは姉に一歩近づきたい。