PKシーンに反響【写真:Getty Images】

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山東泰山MFウー・シンハンの失点前のワンプレーに注目

 中国1部の山東泰山は2月13日、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16第1戦で川崎フロンターレとホームで対戦。

 2-3と敗戦した試合で、最初の失点に間接的に関与したMFを名指しで酷評している。

 前半28分に山東はハンドで相手に与えたPKで被弾し失点。同33分には川崎のFWマルシーニョのゴールでリードを広げられてしまう。それでも後半22分にMFフェルナンジーニョの得点で山東が反撃。一進一退の攻防を繰り広げたが、最終的に2-3で川崎に敗れている。

 この試合の先制弾は、川崎のコーナーキック(CK)のチャンスから生まれた。発端は山東のGKのフィードを受けたMFウー・シンハンが収めきれず。20メートルほどの距離を転がったボールは、自陣のゴールラインを割ってCKを与えてしまった場面からだった。

 このCKの流れから、ハンドの反則が生まれVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入の末、川崎がPKを獲得。山東の失点につながっている。中国メディア「sohu」は、失点の直前CKを与えてしまったウー・シンハンのプレーに言及。「アマチュアミスで最初のゴールを間接的に引き起こした」と厳しい指摘をしている。

 また「試合を通し非常に悪いパフォーマンスだった」と、全体のプレーにも酷評を与えた。次は川崎のホームで第2戦を20日に行う。敵地に乗り込む山東は、どんな試合を展開するだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)