今季不調のセビージャが初の連勝! “救世主”イサークが決勝弾、ホームでアトレティコ撃破
ラ・リーガ第24節が11日に行われ、セビージャとアトレティコ・マドリードが対戦した。
今季も不安定なシーズンを過ごすセビージャは、シーズンが開幕してから既に2人の指揮官を更迭しており、現在は昨年12月より指揮を執るキケ・サンチェス・フローレス監督がチームを率いている。同監督の就任後も状態が好転したとは言い難いが、直近のラ・リーガでは2試合を1勝1分と無敗で終えており、現在は降格圏を脱している状況だ。
一方、アトレティコ・マドリードはここまで15勝3分5敗の成績で勝ち点「48」を積み上げ、現在4位につけている。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保のためには、ここから勝利のみが求められる試合が続く。7日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグのアスレティック・ビルバオ戦では、本拠地『シビタス・メトロポリターノ』で約1年1カ月ぶりの公式戦黒星を喫した。それでも、ラ・リーガでは直近4試合を3勝1分と無敗で終えており、今節はアウェイゲームながら勝ち点「3」を持ち帰ることはマストだ。
セビージャはセルヒオ・ラモス、ルーカス・オカンポス、ユセフ・エン・ネシリといった面々がスターティングメンバーに並んだ。一方のアトレティコ・マドリードはコケやロドリゴ・デ・パウルが先発に名を連ね、最前線はアントワーヌ・グリーズマンとアルバロ・モラタという定番のコンビに。今冬の移籍市場でバレンシアから新加入したガブリエウ・パウリスタはスタメンで新天地でのデビューを飾る。
この試合最初のビッグチャンスを作ったのはセビージャ。15分、敵陣右サイドで得たフリーキックでマルコス・アクーニャが中央へ浮き球を蹴り込むと、跳ね返されたボールをオカンポスが拾い、1度やり直して右サイドへ展開。そのまま右サイドで待っていたアクーニャは、寄せてきたグリーズマンをキックフェイントでかわすと、自ら持ち運んで左足を振り抜く。ディフレクションした一撃は枠を捉えたが、ここはGKヤン・オブラクに阻まれた。
それでも、セビージャはこのプレーで左コーナーキックを獲得すると、アクーニャが左足でアウトスイングのボールを供給。ニアサイドで待っていたオカンポスが頭で方向を変えると、最後はファーサイドへ詰めていたイサーク・ロメロが頭で押し込み、セビージャが先手を取った。
1点ビハインドとなったアトレティコ・マドリードは20分に反撃へ。敵陣左サイドでボールを受けたサムエウ・リーノが右足に持ち替えてクロスボールを送ると、中央で待っていたモラタがヘディングシュートを放ったが、シュートは左ポストに嫌われる。続く24分には左サイドからカットインしたリーノが右足を振ったが、シュートはわずかにゴール左へ外れた。
対するセビージャは、本拠地『ラモン・サンチェス・ピスファン』に駆けつけた多くの“セビジスタ”の声援を背に、しっかりと最終ラインが集中力を切らさず、攻撃面でも悪くないシーンを作っていく。28分には左サイドでパスを受けたオカンポスがダイレクトで背後のスペースめがけてロングボールを蹴り込むと、ボックス右へ走り込んだイサークがうまくボールを収め、右足を振ったが、シュートはクロスバーに嫌われた。
このままセビージャの1点リードで前半も終盤に差し掛かると、41分にはアトレティコ・マドリードがこの日最大の決定機を作り出す。コケ、グリーズマンと繋ぎ、敵陣中央へ走り込んだマリオ・エルモソがスルーパスを送ると、抜け出したモラタがGKと1対1のチャンスを迎えたが、ここはGKエルヤン・ニーランが立ちはだかる。直後の44分には自陣でのルーズボールを巡ってブバカリ・スマレと体をぶつけ合った後、着地の際に右ひざの辺りを負傷。ピッチ上に倒れ込むと涙を流し、プレー続行は不可能に。現時点で状態は不明だが、モラタの表情から推測すると決して軽傷ではないと予想される。
今季も不安定なシーズンを過ごすセビージャは、シーズンが開幕してから既に2人の指揮官を更迭しており、現在は昨年12月より指揮を執るキケ・サンチェス・フローレス監督がチームを率いている。同監督の就任後も状態が好転したとは言い難いが、直近のラ・リーガでは2試合を1勝1分と無敗で終えており、現在は降格圏を脱している状況だ。
セビージャはセルヒオ・ラモス、ルーカス・オカンポス、ユセフ・エン・ネシリといった面々がスターティングメンバーに並んだ。一方のアトレティコ・マドリードはコケやロドリゴ・デ・パウルが先発に名を連ね、最前線はアントワーヌ・グリーズマンとアルバロ・モラタという定番のコンビに。今冬の移籍市場でバレンシアから新加入したガブリエウ・パウリスタはスタメンで新天地でのデビューを飾る。
この試合最初のビッグチャンスを作ったのはセビージャ。15分、敵陣右サイドで得たフリーキックでマルコス・アクーニャが中央へ浮き球を蹴り込むと、跳ね返されたボールをオカンポスが拾い、1度やり直して右サイドへ展開。そのまま右サイドで待っていたアクーニャは、寄せてきたグリーズマンをキックフェイントでかわすと、自ら持ち運んで左足を振り抜く。ディフレクションした一撃は枠を捉えたが、ここはGKヤン・オブラクに阻まれた。
それでも、セビージャはこのプレーで左コーナーキックを獲得すると、アクーニャが左足でアウトスイングのボールを供給。ニアサイドで待っていたオカンポスが頭で方向を変えると、最後はファーサイドへ詰めていたイサーク・ロメロが頭で押し込み、セビージャが先手を取った。
1点ビハインドとなったアトレティコ・マドリードは20分に反撃へ。敵陣左サイドでボールを受けたサムエウ・リーノが右足に持ち替えてクロスボールを送ると、中央で待っていたモラタがヘディングシュートを放ったが、シュートは左ポストに嫌われる。続く24分には左サイドからカットインしたリーノが右足を振ったが、シュートはわずかにゴール左へ外れた。
対するセビージャは、本拠地『ラモン・サンチェス・ピスファン』に駆けつけた多くの“セビジスタ”の声援を背に、しっかりと最終ラインが集中力を切らさず、攻撃面でも悪くないシーンを作っていく。28分には左サイドでパスを受けたオカンポスがダイレクトで背後のスペースめがけてロングボールを蹴り込むと、ボックス右へ走り込んだイサークがうまくボールを収め、右足を振ったが、シュートはクロスバーに嫌われた。
このままセビージャの1点リードで前半も終盤に差し掛かると、41分にはアトレティコ・マドリードがこの日最大の決定機を作り出す。コケ、グリーズマンと繋ぎ、敵陣中央へ走り込んだマリオ・エルモソがスルーパスを送ると、抜け出したモラタがGKと1対1のチャンスを迎えたが、ここはGKエルヤン・ニーランが立ちはだかる。直後の44分には自陣でのルーズボールを巡ってブバカリ・スマレと体をぶつけ合った後、着地の際に右ひざの辺りを負傷。ピッチ上に倒れ込むと涙を流し、プレー続行は不可能に。現時点で状態は不明だが、モラタの表情から推測すると決して軽傷ではないと予想される。