史上最多5度目のスーペルコッパ制覇!…インテル率いるインザーギ監督「幸せを感じている」

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 インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督が、スーペルコッパ・イタリアーナ優勝の喜びを語った。22日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 昨シーズンのセリエA王者と2位チーム、コッパ・イタリア王者と準優勝チームの合計4チームがトーナメント方式で激突するスーペルコッパ・イタリアーナ。今年の決勝戦はセリエA王者ナポリとコッパ・イタリア王者インテルの顔合わせとなった。試合は後半途中にナポリが退場者を出すと、90+1分にラウタロ・マルティネスが値千金の決勝ゴールをマーク。1−0で勝利したインテルが大会3連覇を成し遂げた。

 2021年からインテルの指揮を執るインザーギ監督は3年連続でスーペルコッパ・イタリアーナを制覇。ラツィオ時代にもこの大会で2度頂点に輝いている同監督にとって今回が自身通算5度目の優勝となった。データサイト『Opta』によると、インザーギ監督はマルチェロ・リッピ氏やファビオ・カペッロ氏といったイタリア屈指の名将たちを上回り、同大会での歴代最多優勝を成し遂げた指揮官になったという。

 偉大な記録を打ち立てたインザーギ監督は「まず初めにナポリの素晴らしいパフォーマンスを称賛すべきだ。彼らは本当によく守っていたし、10人になったにも関わらずまるでライオンのように戦っていた」と退場者を出しながらも粘り強い戦いを見せた対戦相手に賛辞を送りつつ、次のように自らのチームを称賛している。

「3日前に準決勝を戦ったばかりの選手たちを祝福したい。誰にとっても初めてのことだったのでパフォーマンス自体は少し落ちてしまったが、集中力は素晴らしく、非常に良く守っていたと思う。前半に(フェデリコ・)ディマルコのシュートでリードを奪い、後半の早い段階で得点できたかもしれないが、相手は素晴らしいチームだった。それでも我々は冷静さを保ち、自分たちの形を変えようと努めたんだ」

 スーペルコッパ・イタリアーナ3連覇に加え、セリエAでは常に上位争いを演じ、昨シーズンはコッパ・イタリアも制覇したインザーギ監督。インテルでの充実の日々について「選手たちやクラブについて非常に幸せを感じているよ。ここに来て3年間、足りないものは何一つない」とコメントしたうえで、「後半戦でも今までやってきたことを繰り返す必要がある」と今後の戦いに向けた意義込みを示した。


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