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 木曜日にスヴェン・ゴラン・エリクソン氏は、母国スウェーデンのラジオ局SR P1とのインタビューの中で、膵臓がんを患っていることを明かした。「進行を遅らせる治療は可能だが、もう手術を受けることはできない。良くてあと1年、そうじゃなければ1年もたないということはわかっているよ。できうるかぎり最善を尽くして戦い続ける覚悟だ」

 「スヴェニス」の愛称で親しまれる75歳は、昨年2月に健康上の理由により監督業を退くまでに、数々の成功をおさめたスウェーデンが誇る名将であり、40年以上にわたるそのキャリアの中で特に、イングランド代表チームやマンチェスター・シティ、ASローマやラツィオ、ベンフィカなどで指揮。またIFKヨーテボリではUEFAカップ優勝も果たし、ラツィオではヨーロピアンカップウィナーズカップも制している。