スタートエンターテイメント取締役COOの井ノ原快彦氏(2023年10月2日撮影)

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SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)がエージェント会社「株式会社STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」を発足したと、2023年12月8日に公式サイトで発表した。新会社の公式サイトでは、独自の音楽配信サービスの立ち上げが宣言されており、ファンからは「ジュニアの楽曲が配信されるのでは」と期待する声が寄せられている。

「独自の音楽配信サービスでJrの音源あったら嬉しい」

スタートエンターテイメントの公式サイトでは、「今までのサービスの継続はもちろん、それに加え3つの新しいことに挑戦します」とし、次の3つを掲げている。

「・DX化:独自の音楽配信サービスを立ち上げる・グローバル展開:米国、韓国等、世界展開・メタバース市場参入:最先端技術でアーティストの才能を拡張」

注目が集まっているのはこのうち、「独自の音楽配信サービスを立ち上げる」についてだ。

CDを出していないデビュー前のジュニアは、すでにデビューしているグループ以上に楽曲を聞く手段が少ない。独自の音楽配信サービスに賛成する意見として、ジュニアの楽曲配信に期待する声が上がっている。

「独自の音楽配信サービスでJrの音源あったら嬉しいな」「お金払います なのでジュニアの曲も配信してください」

一方、疑問の声として、

「絶対サブスク参入した方がいいよ...世界進出したいんでしょ...?」「独自の音楽配信サービスってファン広げる気あるのかな」

など、まずは既存の音楽配信サービスに参入してほしいというものが多い。嵐やKAT-TUNなど一部例外はあるが、多くのスタートエンターテイメント所属グループの楽曲は現在、音楽配信サービスで配信されていない。

J-CASTニュースは8日、スタートエンターテイメントに(1)「独自の音楽配信サービス」でジュニアの楽曲が配信される可能性はあるか、(2)「独自の音楽配信サービス」以外に、既存の音楽配信サービスに所属アーティストの楽曲を配信する可能性はあるか――を聞いた。同社の広報窓口担当は、取材に「詳細は現在検討中となります。詳細は、追ってお知らせいたします」と回答した。