SUSURUさんのYouTubeチャンネルより

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ラーメンYouTuberのSUSURUさんは2023年12月6日、ラーメン店「王道家」店主からの苦言を受け、自身のYouTubeサブチャンネルで土下座する動画を公開した。

この件を巡っては、王道家の店主・清水裕正氏がSUSURUさんについて「見つけてピックアップしてって、それを炎上させるみたいな」などと語り、SUSURUさんがこれに反論するなど、騒動となっていた。

「すっかりススル側も立場を弁えました」

発端となったのは、人気つけ麺店「つじ田」の創業者・辻田雄大氏が運営するYouTubeチャンネル「つじ田BOXチャンネル」で公開された12月3日の動画だ。

SNS運用に関する話題の途中、清水氏がSUSURUさんの名前を出し「見つけてピックアップしてって、それを炎上させるみたいな」などと発言した。

これに対し、SUSURUさんは4日、「こればっかりは清水さんが言っている意味がわからない」とXで反論し、「僕は他の人やラーメン店を炎上させる目的なんかでSNSやってません。ラーメンが好きで、ラーメン店を応援したいという気持ちはYouTube始めた頃からずっと変わってないです」などとつづっていた。

清水氏が店主を務める王道家は5日、Xで今回の騒動に言及。SUSURUさんが「俺の動画次第でこの店潰すことだって出来るんだぞってことで」などと話す過去の動画を添付した上で、「昔はこんな奴じゃなかった 冗談でもこんな事は言わない」などと投稿した。

この動画は、ネットで話題になった「やばいクレーマーのSUSURU TV」というネタ動画をSUSURUさん本人が演じたもの。23年7月に起こった騒動の際に投稿されたもので、王道家の投稿では、その部分だけが切り取られていた。

同店の主張を受け、SUSURUさんは「誤解を招くような発言をしてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪し、「もちろんたかが1人のYouTuberの動画で本当にラーメン店を潰せるなんて微塵も思っておりません」と説明し、次のように伝えた。

「『やばいクレーマーのSUSURU TV.』というネタがあり、誰にでも通じると思い上がってしまいました、しまいました ススル側も立場を弁えます」

これに対し、同店は「視聴者のリップサービスだけではなく ラーメン店の立場にも立って応援してくれるような 人になってくれることを望みます」などと返信した。

SUSURUさんは12月6日、王道家の投稿を引用し「すっかりススル側も立場を弁えました」とコメントした。「ちなみに、ススルが土下座している様子はぜひサブチャンネルでご覧ください」として、続く投稿でYouTubeのURLを公開した。

添付された動画は8秒と短いもので、黒いパーカーに白いパンツを着ているSUSURUさんが、屋外で無言のまま膝をつき、土下座する内容だ。概要欄では、「ガチのやばいクレーマーとなってしまった男」としている。

「知らない人には謝ってるように見えて、知ってる人には面白いという完璧な立ち回り」

動画のコメント欄には、SUSURUさんを称賛する声が上がった。

「いいね、これがオトナの対応だよ」
「SUSURU氏大人だわ。今後も全力で応援する!」
「SUSURUくん大人過ぎる」

また、ネタ動画として評価する声も上がっている。

「知らない人には謝ってるように見えて、知ってる人には面白いという完璧な立ち回り」
「ネタだと分かっていた人には笑えてネタだと分からなかった人に対しては誠心誠意謝っているように見える最強の返し... これがSNSの使い方が上手い人か」
「ファンが喜ぶポイント突いてくるのほんと上手い」