今年も数量限定“麦焼酎”で仕込んだ「特別仕込み」 どんな味?何に合う?元バーテンYotoさんと『檸檬堂トーク』


 いまや、“宅飲み”では定番の1本になっている、日本コカ・コーラのレモンサワー「檸檬堂」。年の瀬になると、定番のラインナップとはひと味違う“特別な”檸檬堂が発売されるのもおなじみになってきた。もちろん今年も、数量限定の「檸檬堂 特別仕込み」が11月27日に発売された。昨年に続き2度目の登場である。

 今年の「特別仕込み」は、昨年とは違って瓶から缶にリニューアル。そして、缶の片隅には、「麦焼酎使用」の文字が……。いったい、どんな味わいになっているのだろうか。元バーテンダーでYouTuberとしても活動、檸檬堂の再現にチャレンジした動画が話題を呼んだYotoさんと、檸檬堂ブランドマネージャーの岸田さんに、鍋を囲みながら「檸檬堂トーク」をしてもらった。



Yotoさんプロフィール
日本とスペインで勤めた元バーテンダー。現在は登録者数26万人を超えるYouTubeチャンネル『お酒とYotoの物語』を運営。「バーテンダーという職業に恩返しがしたい!」「お酒、カクテルがもっと身近な存在になって欲しい!」とお酒に関するコンテンツを日々発信。
TV・CM・雑誌・書籍等の様々なメディアにも多数出演、プロデュースしたお酒は1日で1,000本完売(初年度3,000本完売)を記録し、カクテルの審査員なども務める。


“お酒そのものにこだわった”特別仕込み、どんな味?


Yoto 今年の「特別仕込み」、ひとくち飲むだけで違いがわかりますね。いつも檸檬堂「定番レモン」を愛飲させてもらっていますが、これはもうぜんぜん違う(笑)。麦焼酎のコクとか余韻も感じられますし、何より香りも……。

岸田 ありがとうございます。檸檬堂はいろんな酒場さんを参考にさせてもらって試行錯誤をしてきたのですが、今年の「特別仕込み」はお酒そのものにこだわろう、ということで、麦焼酎を使って仕込みました。グラスに注ぐだけでも、もう麦焼酎の豊かな香りを感じていただけると思います。

「バランスが良くて、個人的にめちゃめちゃ好きです」とYotoさん

Yoto レモンサワーって、レモンの主張を活かして酸味をきかせて、というのが普通なんです。でも、「特別仕込み」はお酒自体の味わいが感じられて、それでいてお酒に持って行かれているわけではない。このバランスというのはなかなかスゴいですよ。

岸田 バーテンダーのYotoさんにそう言っていただけるとめちゃくちゃうれしいですね(笑)。実際、バランスの調整はいろいろと考えました。麦焼酎が強くなると、麦焼酎のレモン入り、みたいになってしまう。それはそれでおいしいと思うんですが、僕らが提供したいのはあくまでも“レモンサワー”。なので、お酒の本格感も楽しめつつ、レモンサワーの爽やかさもちゃんと立っている味わいを目指しました。

檸檬堂は“酒場に学ぶブランド”なので、「レモンサワー」であることを大切にしているそう

Yoto このバランスの調整って、プロのバーテンダーもみんなすごく意識するところなんです。カクテルだと、基本は甘みと酸味のバランス。そこに味に奥行きを出すためにベースのお酒に何を使うか、といった考え方をします。その点からみても、「特別仕込み」は本当にバランスが良いと思います。定番との違いもはっきりしていますし……。

岸田 飲み比べていただくと、より一層香りの違いが際立つと思いますよ。「定番レモン」と比べると、「特別仕込み」はレモンの感じ方はちょっと控えめですが、焼酎の香りが前に出ている。Yotoさんはどちらがお好みですか?

飲み比べてみて、「定番レモン」を見ながら真剣に悩むYotoさん


「定番レモン」と「鬼レモン」、飲み比べてみると…


Yoto うーん、これは迷いますね……。定番レモンもめっちゃスキなんです。レモン感がすごく引き立っていて、後口もさわやかな酸味が残る。その酸味のバランスもまたすごくいいんですよね。これ、塩を使っているじゃないですか。定番レモンを再現してみた動画では、ちょっと食塩水を入れたらとても近づいたんです。

岸田 おっしゃるとおりです。スイカにちょっと塩を振って食べる、みたいなイメージですね。これで奥行きだったりとか、酸味や甘味を前に出してくれる。バーテンダーさんも塩味の加減は重要なんですよね。

特別仕込みと定番レモンを、鍋を囲みながら飲み比べ

Yoto めちゃめちゃ重要ですね。一滴とか二滴、食塩水を入れるだけですごく味が変わるんですよね。あ、こちらは鬼レモン。ここまで来るとレモン感が圧倒的に強いですね。色もこうして見比べてみると、特別仕込み、定番、鬼レモンとどんどんレモンが濃くなっているのがわかります。

岸田 鬼レモンは、今年の10月にアルコール度数を9%から7%に下げたんです。だからレモン感はさらに増していると思いますよ。レモンに鬼ぶりをしたような感じです(笑)。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、色もかなり違いました

Yoto 檸檬堂がスゴいのは、こうやってまったく違う、でもどれもレモンサワー、という商品がいくつもあるじゃないですか。あとは塩、ハチミツですか。僕らバーテンダーからすると、どういうブレンドでどういう分量調整をしたのか、とかついつい考えてしまうんですけど、たぶんかなりの研究があったんだろうな、と。

岸田 レモンサワーって、いろんな飲み方があると思うんですよ。酒場から学ぶというのをコンセプトにしていますが、実際に発売前に開発メンバーでいろんな酒場に行ってレモンサワーを飲んだんです。すると、本当にいろんなレモンサワーがあることを知りました。レモン搾って焼酎入れて、というだけじゃなくて、塩が入っていたりハチミツを使ったり、お酒を変えてみたり。そういう自由さがおもしろくて、それが檸檬堂のDNAの根幹になっています。

現在は、特別仕込みを入れて7種類が販売されています

Yoto そうなんですよね。レモン感の強い方がいいとか、お酒が強い方が好きとか、それはもう好みの問題なんで、どれが正解でどれが不正解というわけじゃない。だからこそ、これだけのラインナップで、違いもはっきり出している檸檬堂はスゴいと思います。

岸田 お店によっても時期ごとにいろんなレモンサワー出していると思うんですよね。年末だからちょっと特別なお酒でつくってみました、みたいな。それがこの「特別仕込み 檸檬堂」だと思って頂けるとうれしいですね。

この時期だけの“プレミアム”な檸檬堂が「特別仕込み」です

Yoto どんな食べ物に合わせてほしいとか、そういうことは考えていますか? いまはちょうど鍋が目の前にありますが……。

岸田 実は今年、鍋を食べるのは初めてなんです。だから「特別仕込み」と合わせるのももちろん初なんですけど、思った以上にこれ、合いません?

今日は鶏塩鍋をご用意しました

Yoto ヤバいですね。鍋はびっくりするくらい合いますね。「特別仕込み」は香りがしっかりしているから、食事と合わせなくても単体でじっくり楽しめると思ったんですが、鍋と一緒に飲んだらもう……(笑)。

岸田 レモンサワーって、口の中をさっぱり流してくれる味わいが多いですよね。でも、檸檬堂、とくに特別仕込みは流す飲み方じゃなくて、食事と合わせて味わってもらえると思います。いま、鍋と合わせてみて、本当にそう思いました。あとは、時間とのマリアージュ。食べ物もそうですが、どんな時に飲むかによっても味わいの感じ方、変わってくるんじゃないでしょうか。

鍋との組み合わせ、本当にオススメです

Yoto いや〜、ほんとうにそうですよね。ぼくだったら、鬼レモンは夏の暑いとき。学生時代、真夏の部活の後にレモン味の水を飲みたくなるじゃないですか。それと同じようなイメージで、ビアガーデンに行く前に鬼レモンを飲んで酸味を入れて、リフレッシュしておこう、みたいな。で、特別仕込みはビアガーデンの後に、河原なんかでぼんやりしながら飲みたいですねえ……。

岸田 残念ですが、「特別仕込み」は冬限定なんですよ……(笑)。

「夏にもぜひ飲みたいので発売してください!」とYotoさん


Yotoさんがリクエストする「新しい檸檬堂」とは…?


Yoto だから一年中やってほしい! それくらいおいしいと思います。もちろん、お鍋をはじめ、冬のお料理にもとても合います。心も落ち着く味。鍋と檸檬堂がこれほど合うというのは、本当に発見でした。特別仕込みだけじゃなくて、定番の檸檬堂もほんとうにマッチしますね。

岸田 その食べ物がどの檸檬堂に合うのか、いろいろ試していただいてもおもしろい。実際の飲んだ方が、これは特別仕込みが合う、これは定番レモン、こっちは鬼レモンがいいかな、みたいに。そういうご意見があれば、ぼくも家で試してみたいと思います。これからは脂ののってきた魚もおいしい季節。いったい、どの檸檬堂が合うんでしょうね。

お料理や、気分によって色々と組み合わせを試してみても良いですね

Yoto うーん、刺身か焼き魚か、みたいなところでも考えちゃいますね。そういう楽しみ方ができるのも、定番がしっかりおいしくて、それでいて負けないほどおいしいラインナップがある檸檬堂ならではだと思います。家に集まって、好みの檸檬堂を持ち寄って飲み比べ、なんてしてもいいかも。あと、個人的には、麦焼酎までやったんだから、あとは芋焼酎、試してほしいですね……。

岸田 ここでやりましょう!とは答えられませんが(笑)、さすがおもしろい発想ですね。芋焼酎はパンチがあるので、それをうまく乗りこなすことができれば、おもしろい味になるかもしれません。が、ここではこれくらいにしておきます(笑)。みなさん、特別仕込み、そして定番レモンや鬼レモンなどのラインナップを楽しんで頂いて、いつ飲んだら良かったとか、何と合わせたら良かったかとか、どんどん発信してもらえれば、僕たちも参考にさせていただきます。

Yoto そこから新しい檸檬堂の何かが生まれるかも……ということで、これからも期待しています(笑)。

・檸檬堂 特別仕込み/限定だから、飲んでみて。



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