前走6馬身差Vの良血がアルテミスSへ1週前追い ラストは11秒8マーク
8月の未勝利戦を6馬身差で快勝したチェルヴィニア(牝2、美浦・木村哲也厩舎)が、10月28日に東京競馬場で行われるアルテミスS(2歳牝・GIII・芝1600m)のへ向けて1週前追い切りを行った。Wコースで長めから追われ、7F98秒4─38秒4─11秒8をマーク。木村調教師は「今日は大きく動かしたが、リラックスして走れていた。あとは追ったあとの変化に注意したいです」とコメントした。
チェルヴィニアは父ハービンジャー、母チェッキーノ、母の父キングカメハメハという血統。母は16年フローラSの覇者で、半兄に今年の新潟記念覇者ノッキングポイントがいる。
6月に東京競馬場の新馬戦でデビュー。好スタートから果敢に先手を奪うも、後のサウジアラビアRC2着馬ボンドガールに直線で交わされ2着に惜敗。2カ月の休養を挟み迎えた前走は、番手でレースを運び、直線半ばで先頭に立つとあっという間に後続を突き放し、6馬身差で初勝利を飾った。