モウリーニョ監督、将来的なサウジ行きを示唆「今後あそこで仕事をすることは確実」

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 ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、将来的なサウジアラビア行きを示唆した。7日、イタリアメディア『カルチョメルカート』がコメントを伝えている。

 これまでポルトやチェルシー、インテルやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなどで指揮を執り、数々のタイトルを手にしたモウリーニョ監督は、2021年夏にローマの指揮官に就任。初年度となった一昨シーズンにはヨーロッパ・カンファレンスリーグを制覇し、昨シーズンはヨーロッパリーグ決勝進出を果たした。

 その手腕から、今夏にもサウジアラビアのクラブから高額のオファーが届いたと伝えられていたが、同監督はそのオファーを拒否。今シーズンもローマで仕事を続けることを決断した。

 そんななか、モウリーニョ監督がサウジMBCグループ傘下のテレビ局MBCエジプトのインタビューに応え、自身の去就について言及した。インタビューの中で将来的なサウジ行きの可能性について尋ねられると、「サウジアラビアは変化しており、扉が開かれている国だ。私は今、ローマにいて、ローマでの自分の仕事に専念している。最後の日までクラブのためにすべてを捧げたい。それから先のことは誰にも分からないが、私はサウジで働くことも信じている。いつになるかはわからないけれど、今後あそこで仕事をすることは確実だ」とコメント。将来的なサウジ行きを示唆した。