ラウタロが早くも2桁得点達成も…インテルは痛恨ドロー、ボローニャに2点差を追いつかれる
セリエA第8節が7日に行われ、インテルとボローニャが対戦した。
3シーズンぶりの王座奪還を掲げる今シーズン、インテルは開幕から好調をキープ。開幕5連勝を飾り、第6節サッスオーロ戦こそ1−2で敗れたが、その後の第7節サレルニターナ戦は後半途中からピッチに立ったラウタロ・マルティネスが驚愕の4ゴールを記録して快勝していた。3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではベンフィカを1−0で破り、CLでも開幕2連勝と好発進を記録。今節はホームに迎えるのは、9月のセリエAを1勝3分と無敗で駆け抜けたボローニャだ。
インテルはフェデリコ・ディマルコ、ハカン・チャルハノール、ラウタロらの主力が順当にスターティングメンバーに並んだ。一方、ボローニャはレモ・フロイラーやリッカルド・オルソリーニらが先発に名を連ねている。
試合は序盤の11分、インテルが左コーナーキックを獲得。ハカン・チャルハノールがニアサイドに低弾道のボールを蹴り込むと、反応したフランチェスコ・アチェルビがヘディングシュートを沈め、インテルが幸先良く先手を取った。
直後の13分には再びインテルが攻撃。敵陣でボールを奪ったところからチャルハノールが縦パスを送ると、マルクス・テュラムがダイレクトで落とす。待っていたラウタロがファーストタッチで持ち出すと、思い切り良く右足を振り抜き、強烈な一撃でゴールネットを揺らした。インテルのキャプテンにしてエースのラウタロは、これで今季のセリエAで10ゴール目を記録。早くも2桁得点を達成し、インテルがリードを広げた。
苦しい序盤を強いられたボローニャだったが、16分には右コーナーキックを待つボックス内でルイス・ファーガソンがラウタロに倒される。当初は流されていたものの、オンフィールドレビュー(OFR)を経て判定が変更。ボローニャにPKが与えられた。このPKをオルソリーニがゴール右下隅に沈め、オルソリーニの2試合連続ゴールでボローニャが1点を返した。
前半はこのままインテルの1点リードで終了。後半に入ると52分、ボローニャは自陣でのボール奪取から手数をかけずに前へ進む。リッカルド・カラフィオーリがカットしたボールを拾ったファーガソンがダイレクトで背後に蹴り込むと、抜け出したジョシュア・ザークツィーがタイミングを見て右足でゴールネットを揺らした。後半の早い時間帯でボローニャが試合を振り出しに戻している。
ホームで勝ち点を落とすわけにいかないインテルは直後から反撃を続ける。59分にはヘンリク・ムヒタリアンのシュートがブロックされたこぼれ球を拾ったカルロス・アウグストがグラウンダーのボールを送ると、中央で待っていたアレクシス・サンチェスがダイレクトで押し込む。しかし、ここはオフサイドのため得点は認められなかった。
インテルはセットプレーからアチェルビ、そしてラウタロがフィニッシュまで持ち込むシーンを作りながら、決定的な3点目を挙げることはできない。試合はこのままタイムアップを迎えた。
インテルは今季初のドローとなり、ホームで足踏みすることとなった。今節のミランの結果次第では、首位を“宿敵”に譲ってインターナショナルマッチウィークに突入することとなる。一方のボローニャは9月の勢いを維持し、勝ち点「3」までは届かなかったものの、強豪とのアウェイゲームで貴重な勝ち点「1」を積み上げた。
次節、インテルは21日に敵地でトリノと対戦する。一方、ボローニャは22日にフロジノーネをホームに迎える。
【スコア】
インテル 2−2 ボローニャ
【得点者】
1−0 11分 フランチェスコ・アチェルビ(インテル)
2−0 13分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
2−1 19分 リッカルド・オルソリーニ(PK/ボローニャ)
2−2 52分 ジョシュア・ザークツィー(ボローニャ)
3シーズンぶりの王座奪還を掲げる今シーズン、インテルは開幕から好調をキープ。開幕5連勝を飾り、第6節サッスオーロ戦こそ1−2で敗れたが、その後の第7節サレルニターナ戦は後半途中からピッチに立ったラウタロ・マルティネスが驚愕の4ゴールを記録して快勝していた。3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではベンフィカを1−0で破り、CLでも開幕2連勝と好発進を記録。今節はホームに迎えるのは、9月のセリエAを1勝3分と無敗で駆け抜けたボローニャだ。
試合は序盤の11分、インテルが左コーナーキックを獲得。ハカン・チャルハノールがニアサイドに低弾道のボールを蹴り込むと、反応したフランチェスコ・アチェルビがヘディングシュートを沈め、インテルが幸先良く先手を取った。
直後の13分には再びインテルが攻撃。敵陣でボールを奪ったところからチャルハノールが縦パスを送ると、マルクス・テュラムがダイレクトで落とす。待っていたラウタロがファーストタッチで持ち出すと、思い切り良く右足を振り抜き、強烈な一撃でゴールネットを揺らした。インテルのキャプテンにしてエースのラウタロは、これで今季のセリエAで10ゴール目を記録。早くも2桁得点を達成し、インテルがリードを広げた。
苦しい序盤を強いられたボローニャだったが、16分には右コーナーキックを待つボックス内でルイス・ファーガソンがラウタロに倒される。当初は流されていたものの、オンフィールドレビュー(OFR)を経て判定が変更。ボローニャにPKが与えられた。このPKをオルソリーニがゴール右下隅に沈め、オルソリーニの2試合連続ゴールでボローニャが1点を返した。
前半はこのままインテルの1点リードで終了。後半に入ると52分、ボローニャは自陣でのボール奪取から手数をかけずに前へ進む。リッカルド・カラフィオーリがカットしたボールを拾ったファーガソンがダイレクトで背後に蹴り込むと、抜け出したジョシュア・ザークツィーがタイミングを見て右足でゴールネットを揺らした。後半の早い時間帯でボローニャが試合を振り出しに戻している。
ホームで勝ち点を落とすわけにいかないインテルは直後から反撃を続ける。59分にはヘンリク・ムヒタリアンのシュートがブロックされたこぼれ球を拾ったカルロス・アウグストがグラウンダーのボールを送ると、中央で待っていたアレクシス・サンチェスがダイレクトで押し込む。しかし、ここはオフサイドのため得点は認められなかった。
インテルはセットプレーからアチェルビ、そしてラウタロがフィニッシュまで持ち込むシーンを作りながら、決定的な3点目を挙げることはできない。試合はこのままタイムアップを迎えた。
インテルは今季初のドローとなり、ホームで足踏みすることとなった。今節のミランの結果次第では、首位を“宿敵”に譲ってインターナショナルマッチウィークに突入することとなる。一方のボローニャは9月の勢いを維持し、勝ち点「3」までは届かなかったものの、強豪とのアウェイゲームで貴重な勝ち点「1」を積み上げた。
次節、インテルは21日に敵地でトリノと対戦する。一方、ボローニャは22日にフロジノーネをホームに迎える。
【スコア】
インテル 2−2 ボローニャ
【得点者】
1−0 11分 フランチェスコ・アチェルビ(インテル)
2−0 13分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
2−1 19分 リッカルド・オルソリーニ(PK/ボローニャ)
2−2 52分 ジョシュア・ザークツィー(ボローニャ)