前走のマカオJCTを快勝したブライトジュエリー(ユーザー提供:起きたろさん)

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 エピファネイア産駒の良血ブライトジュエリー(牝3、栗東・橋口慎介厩舎)が、ローズステークス(3歳牝・GII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。

 ブライトジュエリーは父エピファネイア、母エアパスカル、母の父ウォーエンブレムの血統。母は08年のチューリップ賞の覇者。母の半弟には14年の中山金杯で2着だったカルドブレッサ、祖母の全兄には99年のセントライト記念を制したブラックタキシードがいる。

 ここまで3戦2勝。唯一の敗戦は前々走のフローラSだが、当時は逃げたゴールデンハインドが1着、好位のソーダズリングが2着となる先行決着。そんな中、中団からしっかり脚を伸ばして3着に食い込んだ走りは評価できるものだった。その証拠に初の古馬相手となった前走のマカオジョッキークラブTは好位から抜け出して着差以上の完勝。今回は期待十分の重賞再挑戦となる。

 母の産駒として初の2勝馬となった孝行娘。母が15年前に7着に敗れた一戦で、どんな走りを見せてくれるのか注目したい。