ラケダイモーン(撮影:下野雄規)

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 8月5日に新潟の未勝利で勝ち上がったラケダイモーン(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)は、9月23日に阪神競馬場で行われる野路菊S(2歳・OP・芝1800m)へ向かう。

 同馬は父レイデオロ、母ラルケット、母の父ファルブラヴという血統。半兄に18年のマイルCS覇者ステルヴィオ、半姉に今年のNHKマイルC2着馬ウンブライルがいる良血馬だ。

 22年セレクトセール1歳にて金子真人HDに2億2000万円で落札され、今年7月に中京競馬場でデビュー。惜しくも2着に敗れたが、そこから1カ月後の未勝利では単勝1.5倍の支持に応えて初勝利を手にした。野路菊Sといえば過去にクラシック好走馬を輩出している来春への登竜門。兄が届かなかったクラシックのタイトル獲得へ、飛躍なるか。