フォワ賞が行われたパリロンシャン競馬場(撮影:高橋正和)

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 現地時間10日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたフォワ賞(4歳上・仏G2・芝2400m)は、鋭く脚を伸ばしたM.バルザローナ騎手騎乗のプレイスドゥカルーゼル(Place Du Carrousel、牝4、仏・A.ファーブル厩舎)が直線で各馬を差し切り、外から迫ってきたM.ヴェロン騎手騎乗のイレジン(Iresine、セ6、仏・J.ゴーヴァン厩舎)の追撃をクビ差しのいで勝利した。勝ちタイムは2分35秒66(稍)。

 勝ったプレイスドゥカルーゼルは父Lope De Vega、母Traffic Jam、母の父Duke of Marmaladeという血統。昨年10月にはオペラ賞(仏G1)を制した実績があり、前走のゴントービロン賞(仏G3)に続いて連勝となった。通算成績は9戦5勝(うち重賞4勝)。

 結果を受けて、ブックメーカー各社は同馬のオッズを修正。『bet365』と『William Hill』では現在34倍となっている。